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作業療法とは

投稿者:ひろえもん 最終更新日時:2015年1月12日 20:25

作業療法(OT:Occupational Therapy)とは

さまざまな作業療法の定義

ちなみに

「作業療法の定義」についての管理人の個人的考えです。

学生時代、作業療法というものが、本当に文字通り「まなべば学ぶほどにわからなくなる」時期がありました。

その分かりにくさが、作業療法の世の中への伝わりを妨げている大きな要因であることは間違いありません。

分かりにくさを構成するさまざまな理由がありますが、一番は「定義がたくさん存在すること」だとおもっています。

教科書なども含めると、作業療法には本当にいろいろな定義が存在しています。
しかし、きっと、本質的にはOTの定義というのは一つに集約するのではないかとおもっています。
それは、ひとつの方向性に向かっていると言い換えてもよいかもしれません。

その方向性とは、

「人、モノ、環境などが織りなす関係性を楽しみながら、対象者が自発的に現状からより良い方向性を目指す行為を支援するプロセス」

であり、そのプロジェクトだと思っています。

どの国であっても、どの団体の定義であっても、きっとそんな定義になっていると思います。

そして、作業療法士それぞれが自分が模索するOTのあり方がそれぞれの個人的なそのひとらしさとなって現れ、それを表現するために、さまざまな形で定義がなされているのだと思います。

つまり、作業療法士はきっと、作業療法に対して、それぞれが自分の経験と学びに基づいた定義を持っています。
そしてまた、作業療法の対象となる人々もまた、作業療法に対して個別のオリジナルな体験をしています。

それは、なぜならば、

作業療法は具体的な方法によって実践され、

その実践は

各人の目的や、

対象によって、

アプローチが大きく異なってくるから

です。

しかし、だからこそ、作業療法ができる事は本来はかなりたくさんあるはずなのです。

そして、先人の作業療法士たちが必死になって考えた定義を知ることから見えてくることは、同様にたくさんあります。

作業療法を知る為には、本をたくさん読んで言葉として吸収するだけでなく、それらを知った上で、自分なりに解釈を加え、実践して感覚として身につけるのが、やはり「実際に使える作業療法」を知る一番の早道だと思います。

とにもかくにも、言葉ではなかなか表現できないのが、作業療法。

(それでもウェブ上になんとか表現していこうという試みをやってるんだからおもしろいですよ。)

ちなみに、手前ミソですが自分なりに定義をしてみたことがあります。

ひろえもんの定義

こんな感じで、自分なりの定義を考えていって、実践によって磨き上げていくことによって、世の中の作業療法は発展してきたし、これからも発展していくのだとおもいます。

皆さんも良かったら、自分の「作業療法」を世の中に問いかけてみませんか?

    
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