ザンコリ(Zancolli)の分類と支持と筋とに関する作業療法士国家試験過去問。

ひろえもん
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学生時代、そもそものザンコリがあんまり覚えられなくて苦労したのはいい思い出です。

実は脊髄損傷の方にお会いしたことが数えるほどしかないんですよね。

ですから、本当の意味での理解はできてないかもしれません。

ザンコリ。

一応知識だけ知ってるのは知ってるって感じです。

 

さて、本日はそんな脊髄損傷の分類に関する問題。

学生の皆さん、特に受験生の皆さんは、どうかなあ?

 

27歳の男性。オートバイ事故による脊髄損傷。Zancolliの脊髄損傷分類で右C6B1,左C6A。関節可動域に制限はない。体幹を前傾させると上肢で支持することは困難である。

動作の写真を次に示す。

2013y10m01d_232444738.jpg

上肢による支持を可能にするために強化が必要な筋はどれか。2つ選べ。
1上腕筋

2 棘下筋

3 肩甲下筋

4三角筋前部線維

5 僧帽筋上部線維

 

まあ、ザンコリがわかってるの前提の問題ですね。

 

答え








2.4


写真では、上腕三頭筋が働いてないことがうかがえるので、肘折れ防止が必要になるんですよね。

で、その強化に繋がる筋肉が、問題の答えになる訳っす。

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このページは、ひろえもん2013年10月 3日 18:15に書いたブログ記事です。

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