パラレルな場というものについて

はじめに

作業療法士として働いておられる諸先輩方や、現在学生のみなさまのなかには、京都大学の教授である山根寛先生の教科書にお世話になられた方も多いと思います。

とくに精神科作業療法においては、たとえば、この教科書は非常に有名ですよね。

そんな山根先生はいろいろと論文も書いておられます。

その論文の一つの中で「パラレルな場」という概念が提案されました。

この概念は、論文発表後、全国の病院に広まって、いまでは様々な病院において、「パラレルな場」が作られています。

このパラレルな場ですが、実に奥深く、難しいものです。自分の場合は、運良くほんまもんの「パラレルな場」というものにはいらせていただく経験があり、どのようなものかを身を以て理解しているつもりではいるのですが、あの場について言葉にして説明する事が、非常に難しいなあと思っています。

ですが、最近、あの「パラレルな場」と同じ空気を味わう事がありました。ひょっとしたら、この表現で多くの人にパラレルな場というものの雰囲気が伝わるかもしれないなあと思ったので、記事にしてみようと思います。

もっとも、若輩者の自分にはよくわかっていないところも、山ほどあると思います。ので、何かおかしな点などございましたらご指摘お願い申し上げます。

前置きが長くなりましたが、では早速。

カフェ

みんなが思い思いのスペースで、思い思いの時間を過ごしている。会話という作業を共通して行いながらも、それが互いに侵害されない。

おわりに

もっと良いたとえがあったら知りたいなあと思います。


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