イマドキ!?作業療法士見習い学生であるOTSと指導する側としてのOTRの距離感と関係性の難しさ

はじめに

端的に難しいと感じたので。

自由度を高めると動けない学生が増えているように思います。

実は、自分もそのような学生でした。

おおざっぱに印象を含めて捉えたことを述べてみます。

うごけなさはどこから?

大きくは2つの原因ではないでしょうか。

まず、学生は自分が評価される存在であるという自覚があると思います。

そして、失敗することは良くないことであるという先入観があります。

自由度の拡大が与える影響

指導者側からすることが決定される場合、OTS(作業療法学生)はそれをいかにきちんと行うかということに頭を使えばいいことになります。

実習指導者も決められた枠内での指導を行えば良いので、指導の負担も軽減しOTSの評価を行いやすくなります。

逆に、自由度を高めた場合にはその反対の事態が発生します。

学生は、より広範な頭の使い方が要求されます。

まず自分がするべきことを見定めたり、何がしたいかを考えなければなりません。そして、次にそれを実行する為の具体的な手順やその実現可能性を検討することが求められます。

指導する側にも、決まった指導方針が無い分より柔軟な指導が求められるだけでなく、各OTSの特性を踏まえた実習内容をオーダーメイドで組み立てる必要があり、尋常でない労力が必要です。

根本原因

学生側と指導者側の視点に大きく開きがあることではないかと思います。

指導者側には、動く為に必要なものや働く為に必要なものが見えています。資格取得の先を見据えたOTRにとり、決められた枠内での課題は非現実的なものではなく役に立たないつまらない物にみえます。

一方でOTSにとって最大の関心は、自分が実習を無事に終えて卒業が出来るかどうかと言う点です。多分。

そこで、見ているところの差をお互いがどれだけ埋めることが出来るかと言う点が実習が有意義なモノとなるかの分かれ目では無いでしょうか。

立ちはだかる壁

学生と指導者が実習中のみの関わりになってしまいがちだと、どうしてもOTSはOTRに対して率直に心を開いたり、自分の言葉を伝えることが出来ません。

自分の言動が評価されるという意識があり、自分を良く見せたいという思いがあるはずだからです。そして、指導者の視点が見えにくいために、OTSは行動するまえにソレがどのように評価されるのかについて、あれこれ考えてしまい自分から行動することが難しくなっていきます。

そして、それは、指導者側からすると消極的な行動として映ります。

フィードバックが辛くなり、OTSは萎縮するという悪循環が生じてしまいます。

時間外での関わりがもてるか

OTRとOTSの理想の関係性は、何でも相談がツーカーで出来るような関係性だと思います。

昔は、OTRとOTSが実習時間外にさまざまな関わりを持つことが一般的でしたが、最近はそれが減っているようです。

学生の側にも、実習時間外での関係性づくりを負担と感じる人が多いようです。

しかし、上記の悪循環を積極的に解消するためには、評価の対象とならない時間にいろいろなやりとりが出来ることが望ましいのではないでしょうか。

おわりに

感じたことをつらつら書いたので、まとまりはないのですがいかがでしたでしょうか。

学生側のモチベーションの低さが問題と言い切ってしまえばソレまでの問題ですが、社会構造や価値観の変化にどれだけ対応するかということがOTR側にも求められる時代になっていると感じています。

働き始めてから、学生の実習内容は自由度が高くあるべきと考えるようにもなりましたが、その重要性を養成校でどの程度OTSが感じることが出来るかは疑問です。ソレを踏まえた指導が必要になるのではないでしょうか。

2年目なので、まだバイザーしなくても良いのですが、いずれはするんだろうってことで将来の自分のための備忘録として残しておきたいと思います。

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