今までの流れでやってることは、ほんとうにただの「流れ」かもしれない

みなさんこんばんは。

作業療法士のひろえもんでございます。

精神科の患者様って長期滞在される方が多いではないですか。

で、自分ってまだ新人の域をでないわけじゃないですか。

ベテランの先輩から、病棟ごと患者様を引き継ぐことがあるんです。

で、今までの流れとかをざっくりと教えてもらうわけです。

その流れは、結構きっちりこなせるわけです。

でも、本当にそれでいいのかなあと思ったりするんですね。

そして、あんまりよくない時が多いんですが。

たとえば、今車椅子の方。

いま流れの中で行っているプログラムって内容的に、車いす座位のまま行う活動なんですが。

そのままでも、別に何か現在のところ問題があるわけでもないんですが。

しかし、本当は歩けたほうがいいんですよ。

そのほうが、退院するために必要ないろいろな能力が獲得されることにつながるわけでして。

先輩から引き継いだプログラムは、その先輩が行っていた時に最適だったプログラムで今最適なものかというと決してそうではないなという事実にはたと気が付いたわけです。

こういう評価って、きちんと都度やって、プログラムの内容も更新していかないといけないなあと思いました。

そうじゃないと、ただこなすだけのプログラムになってしまう。

そんなの作業療法じゃないなあと思うので、しっかりと評価と介入の流れに自覚的でありたいとおもいます。


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