症状改善が明白でない患者様の「前向きな成果」をどのように公表していくか

治るものは治るし、治らないものは治らない

という「ことば」があります。

認知症、アルツハイマー型認知症は病前の状態に戻ることはあり得ません。

症状は、時間経過とともに確実に進行します。

しかし、そのスピードは、環境設定や日常生活の方法によって、緩やかになるといわれています。つまり、進行の抑制に効果があるとされています。

短期的かつ究極の目的は、その人が笑顔でくらせることです。

一方で、中長期的な目標としては、多くの場合、活動性や残存機能を維持向上ということになります。

この成果をどのように示していくのかがとても難しいと感じてます。

方法の一つとしては、統計などを使って数値化することだとおもいます。

ROMや筋力などの指標を作ってそれを、数値化して具体的に示していくことだと思います。

数値が全てではないですが、なんとか数値化することで納得や共感につなげて、協力を引き出していくことが大切ですよね。

1人の対象者に対して、多くの人が関わるようになることにはとても大きなメリットがあるからです。

その為には、数値化などの方法をもちいて、何らかの前向きな材料を作れる能力っていうのが、作業療法士には求められるはずです。


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