作業療法士の役割は、作業と人の媒介になること

はじめに

作業と人は不可分のものとして良く説明されるし、そのとおりだと思う。

しかし、ひょっとするとあえて独立させてみるとちがった視点が得られるかもしれない。

また、本来不可分なはずの作業と人とが、分たれた状態になっていることもある。

作業療法士の役割は、そうした状況を円滑に解決することにあるのではないだろうか。

人の生き甲斐

人は、何かをするためにいきている。

それを「生き甲斐」とよぶ。

何を生き甲斐とするかは人それぞれで、それは反社会的な内容でない限りなんであっても認められている。

疾患や障害によって、それまでの生き甲斐を喪失した人や、環境の変化によってその人の生き甲斐となる活動の継続が難しくなる場合がある。

そんなときに作業療法士は、素早く問題解決のために動けることが求められるように思う。

あえて分ける

作業と人は、渾然一体となって始めてその魅力を発揮する。

実行に移す人がいないと、いかなる作業もただの概念でしかないし、作業を行わない人は自分の存在意義を確認することが難しい。

それは踏まえたうえで、あえて作業と人とを分けて評価できることが、とてもたいせつだと最近思うのです。

その方が自他ともに構造が分かりやすいし、その結果再現性も高まるから。

再現性の高さは、上記の様な場面で素早く動けることに繋がる重要なポイントだと思っています。

分けることによる他のメリット

依存などの問題に対処する際に役立ちます。

課題

還元主義的な手法なので、コレに頼りすぎるのは人と作業をトータルで把握することをさぼってしまうことにつながるかとおもいます。

技術はあくまで手段であって、目的ではないので、自分が何の為にその手段を用いたのかをしっかりと意識しておくことが大切なのかなと思います。

おわりに

時間とマンパワーが不足しているなかで、どのようにしたら、作業療法士としての仕事が全う出来るかなあと考えたことをつらつらと書きました。

あえて、作業と人を分けて評価の視点などを語ると、作業療法でやろうとしていることが単純化されてわかりやすいとおもいます。

逆に、作業療法士は人も作業もしっかりと評価してみれないといけないので、本当に国語力の問われる仕事ダなあと思います。

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