精神障害領域における患者様、デイケアや授産施設の利用者様の喫煙率の高さとタバコの害について思うこと

タバコの害については、小学生もなんとなーく知っている昨今。

タバコなんて二十歳でやめるものとうそくぶく若い頃にやんちゃしてたお姉さんに自動車教習所で出会ったのは個人的になかなかの衝撃でしたが、結構的を得ているのかもしれません。
精神保健の領域で働いている方はご存知のように、精神疾患を長年患っておられる方は、喫煙者が多いです。
そういう方の喫煙の実態を知りたくて、ついに筆者もめでたく二十代半ばにして、喫煙者の仲間入りをして思ったことがあります。
「タバコなんて、吸うもんじゃない。」
でも、やめられない。
気がついたら吸ってる、っていうわけでもないのですが、地味にタバコミュニケーションというか、タバコミュニティに依存している自分がいます。
結構いいんですよね。
タバコを吸いながらの会話って、結構構えずにいろいろなことを話してくれるんで、こちらもついつい多用してしまいがちです。
口さみしいだけじゃなく、寂しさを感じている人は、タバコをやめられなくなっていくのかなあと、そんなことを感じる日々です。
因みに、私は1日5本程度の喫煙量で、仕事のない日には、全く吸わないのですが、環境に置かれると、ついつい吸ってしまいます。
本当の依存は、実はそっちなんじゃないかと思うのです。
でもまあ、こんな記事もありますし、
三十代前半にはやめたいと思います。
で、そのノウハウで、禁煙プログラムなんかやったら面白いんじゃないかと思ったりしてます。

リオパラリンピックが終わり、東京に向けて思うこと

パラリンピックをしっかりとみたことがなかったので、いろいろと勉強になりました。

「障害があっても、普通に暮らせる世の中になればいいね」

と、いう声がある一方で、

「やっぱり健常者と(競技ルールが)いっしょじゃないと嫌なんですね」

という声もあり、いろいろ勉強になりました。

やっぱり、生の声ってほんとうに大切で、そういう声を聞かせてくださる方がたの存在って本当に貴重だなあとおもいました。

かねがね、筆者はありとあらゆる障害は、「視覚障害と眼鏡」のような関係になればいいとおもっています。

「むかしは、牛乳瓶の底のようなメガネしかなかった」

「だから、いじめの対象だった」

という話を親から聞いたことがあります。

いまは、どうか?

安価でおしゃれな眼鏡がたくさん作られるようになり、別に目が悪くないひとも積極的に眼鏡を着用する世の中になりました。

競技用の車いすが安く手に入ったり、移譲に必要な介助をおこなってくれるロボットが当然のように町中にあふれていたり、トイレ、入浴、更衣といった保清に関するマネジメントをおこなってくれるトータルケアシステムが病院のみならず各家庭に手軽に導入できるようになったり。

そういう世の中になれば、だれも障害を感じることはないかもしれません。

障害というのは日常生活において「不便だなあ」とか「うまくいかないなあ」とか、そういうことだと思います。

そういう部分が技術的に解決できるようになれば、マンパワー不足がうまく解消されソフト面や心理面のケアに人員を配置できるようになって、みんな幸せな世の中にならないかなあと妄想しております。

当分先の話にはなると思うので、ユーザーファーストなそういう未来が来ることを期待しつつ、2020まで、楽しく仕事をしていきたいと思います。