あのレジェンド作業療法士山根寛先生のwebサイトが閉鎖の危機か!?と作業療法.net管理人の中で話題に

※当記事は、断片的事実を勝手に繋いで、山根先生ご本人には確認してない管理人が勝手に騒いでいるだけの「フェイクニュース」の可能性が割とあるので冷静な目で読んでいただけたら幸いです。記事の意図は文末にあります悪しからず。

山根寛先生のwebサイト「ZIZI-YAMA world」

生けるレジェンド作業療法士「山根寛」先生。

まあ、私のごとき凡人は先生にお会いして説法を聞いてみたら、得るものが沢山のありました。そういう節々は、非常に印象的です。ツッコミどころはあるかもですが、なんかすごいんです。
そんな、なんとも言えない「感じるんだけども表現しきれない」ような作業療法のニュアンスを文章に落とし込む技術が「空前絶後」なのが山根寛先生の文章です。

ですから、作業療法士で、山根先生の文章を一度でも目にした機械が無いという人は、「ああ、こういう風に表現すればいいのか」と腑に落ちたり、自分の身になっていく部分がきっとどこかしらにあるので、読んでみてください。

さて、そんな山根寛先生といえば、「フクロウ本」と一部界隈が勝手に通称する書籍に代表される著者なわけです。アフィリンク貼っときます。

こちらも読んで無いと損です。少しでも分かるところが増えると臨床が楽です。持ってた方が得だけども、お金がない人は図書館に行けばだいたいあると思います。読んでね!!

でも先生の文章を読んだことがない人に、最初に入り口としておススメしているのは、山根先生がやってるwebページだったりするんですよ。
自分も、実習生の時分からお世話になっています。

http://www.geocities.jp/zizi_yama60/index.html

それでもわからないこととか、気になることとか、ようするに「足りない」というきもちが出てきた人だけ、「フクロウ本」に手を出すくらいでちょうどいいのではないか。

そう思うくらいには、かなり作業療法の内容が充実しているページになっております。

まあ、見たことない人はとりあえず「ZIZIーYAMA world」見てみたら、得すると思います。

急報 日本のインターネットの巨星墜つ (予定)

ひょっとしたら、山根寛先生のホームページみて、なんだかなつかしくなる人もいると思います。

どっちかっというと手作りなんですよね、山根先生のページ

多分ホームページビルダーか何かを使用しておられるのだとはおもうのですが。

ブログシステム全盛のこの時代において、山根先生のようなサイト作りの方法を取っているのは実に珍しい存在になってしまいました。
作業療法.netの管理人も今でこそ、wordpressに移行しましたが、もともとは、メモ帳でWebページを作ってました。

そう、じつは、ホームページって「メモ帳」アプリがあれば誰でも作れるものなんですよ。

それを全世界に対して無料で公開できるサービスがあったんですが、それがYahoo!のジオシティーズっていうサービスだったんですね。
中学生の時分に大変お世話になりまして、いろいろ遊ばせてもらいました。FFFTPとかも知ってる人は懐かしいですよね。

話がそれました。

まあ、ジオシティーズというサービスはインターネット業界の老舗中の老舗でありながらも、現代まで現役でサービスを提供し続けてくれていた非常に稀有な存在にいつのまにかなっていたわけです。

しかし、おわりが無いものは無いということで、、

このジオシティーズは、今年の3月末で閉鎖されることが決定しました。
少し前から話題になっているニュースではあるんですけどね。

ということで、

おつかれ、ジオシティーズ!

って、えっ!?

となったのが昨日の話。

そういえば、山根先生のホームページって、ジオシティー。。。

うちゃほんまにぼーっと生きとるもんじゃけえ(広島弁)

「みてみようかな!!?」と興味をもった皆さん、お早目に!!!!

※この記事は断片的事実をくみあわせて、推測で書いた「飛ばし記事」です。先生のサイトが今後どうなるのかの取材なんて先生にまったくしてませんし、するつもりもありません。今後、サイトをどうされるのかについても、これも全く先生の自由な訳でむしろあれだけの情報を無料でいままで公開してくださっていたことへのありがたみが身に沁みるというものです。間違っても「閉鎖しないでください」なんて突撃する野暮はよしてくださいね。私がこの記事を書いた意図は、これを機会に先生のサイトを見て作業療法への興味関心が高まったらいいなと思ったというそれだけのことですから。

「やっぱり、女性にとって…は大切だ」プロフェッショナル 明石定子 乳腺外科医 を見て

NHKの番組。…はグーグル先生に怒られるのを予防する為でして悪しからず。

肝心の番組内容としては、いろんなことを感じる内容で。以下感じたこと。

オーダーメイド医療

まず、オーダーメイド医療の重要性。

これができるから、患者様にとっての最適に向けて、「模索をする過程で癒される」医療を実現できる。

「この選択でよかったんだ」「これでよかったな」そう思ってもらえる。

そうおもってもらえる支援が「作業療法」だと思ってるので、非常に共感するところでした。

しっかり話をしよう、してみてもいいとそうおもってもらえるようなじぶんである。あるがままでいいとおもってもらえるように、相手に対する尊敬と感謝のこころを忘れない。

そういうことがやっぱり大事なんですよ。と再確認。

自由度に見合う実力・キチンとした仕事

一方で、やっぱりそうだよなあと思ったこと。

それは、オーダーメイド医療の自由度を確保、確率するのは非常に優秀さがいるよなあ、ということ。その枠を仕切る人間に、それを認めさせるだけの功績というか背景があってこそだなあという感じがひしひしとしてつらみがすごかったです。それこそが、きっと今の自分に不足しているものだからです。

なにかを決定・実現するには、周囲からの納得を効率的にえられるような実力・実績・信念が必要であるなあという事実は、改めて心にグサリとささりました。

頑張らないと、と思いました。

レッテル・象徴・属性の力

他方で、センシティブな個人の問題については、「このひとだから話せる」とか「この属性の人なら打ち明けてもいいかな」という心理が絶対に影響するよねということ。乳がんの問題であれば、性差ゆえはなしづらいこと、共感を得にくいことってのがあるような気がします。やっぱり男性には話せないことってあるんだろうなあ、という実感ですよね。話せるかもしれないけど、時間的コストがかかりすぎてお互いの為にならないことがあるんだろうなという感じです。

作業療法士が作業療法士自身を使うっていうのは、やっぱりそういうリスクを意識しておく必要があるなあと。

つまり、キチンと自分の属性を意識しておくか、自分のなり形・姿・振る舞い・佇まい・言葉遣い・言動が相手にどのようなメッセージを発信していてそれをどのように相手が受け取るのか、自分の努力でどうにもならない属性由来のものについては、さっさとほかの属性を持つ人との連携で解決してしまうこと、作業療法士自身が溜め込まないこと、これが患者様にとってとてもとても大切になるなあとお思います。

「つなぐ力」と呼び変えて良いと思います。難しいことがあったときに、作業療法士は自分よりも得意な人に、任せたり担ってもらうことを恐れていたら仕事にならないと感じています。

まあ、パワフルにそれらを塗り替えて、書き換えて、新しい地平を作るのもとてもとてもたいせつですが、それはまた別のお話、選択肢。双方ともをタイミングによって使い分けることがとても大切なんだと思います。

仕事・役割・作業歴

最後に仕事などの役割を取り上げられないことの大切さ。

明石先生の

「仕事はやめちゃだめよ」

にすくわれたというガンの患者様。

病気だから、闘病だからと「病気とだけ向き合う」ということを強いられるとすれば、それがどれだけ患者様を追い詰め、いかにその方自身の人生の質を低下させるかということですよね。

ここが、今回の番組の中で本当に一番大切な部分だなあと改めて思います。

難病だからと、治療の為に全てを諦めるのではなく、本当に大切にするべきことはなにであるのかということを、本人様が考える機会を奪われないようにすること、それを治療者側が放棄してはいけないんですよね。

なんのために、治療していくのかという、そういうところを患者様ご本人が主体的に考えられるように手助けをすること、それをきちんといろいろな人と共有することを支援すること、その仕組みづくりが大切だなあと思います。

もちろん、コストをかけすぎず、持続可能な形でやるために誰かに負荷が集中しすぎない形でおこないたいものです。

仕組みづくりに関与できることって、そういう意味でも大切ですよねえ。

やっぱり。

後進育成

あとは、道を切り開くだけではなく、きちんと後進育成をしっかりとしていくことの大切さをひしひしひしと番組の最後に感じさせていただきました。

おわりに

以上まとまりないですが、、私も、できることを頑張っていきたいとおもいます。

知ってて損はない作業療法士の賃金事情2018年7月情報

新卒者・転職希望者のみなさん役立てて下さい。

ネットの海を徘徊していたら、偶然作業療法士の賃金に関する情報をゲットしたので、シェアします。

2018年7月のPT・OTにおける常勤の賃金の総平均は、関東、近畿、東海の順に高かった。最高額平均のトップは関東で月給29万8940円、2位は近畿で28万7991円、3位は東海で28万5454円である。常勤の最低額平均の最下位は北海道の20万4438円、次が東北の20万5662円、その次が甲信…

日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (347), 3-5, 2018-09

っやっぱりな結果ですが

東京圏 → 大阪圏 → 名古屋圏

という形で、地域の経済規模が大きいところから順番に賃金が高い訳ですねえ

というか、純粋に経済規模・人口規模を反映してるだけですね。

人の数に作業療法士の賃金も左右されるのだという事実は知っておいて損はないかもしれません。

また、数値はともかくとして、傾向を考えて、どの地域で働くかを考えてみてもよいかもしれません。