作業療法(OT)まとめブログ

季節行事(Annual Events)

欠かせない季節の行事

日本は、四季が割とはっきりしているからでしょうか。

一年間で各季節を、最大限楽しむための暮らしの工夫というか、伝統行事などが充実していますよね。

ライフスタイルの変化に伴って、形だけが残って、意味がわかりにくくなっているものもあります。

例えば、田作りや、数の子に込められた意味、今の子供たちはピンとくるでしょうか?正直疑問です。

今の若い人はおせち料理を食べたことがあっても作る手伝いをしたことがある人は、きっと少数派でしょうし、まして、誰かに伝えていくべき伝統であるという認識を持っている人は少ないかもしれません。

今の高齢者の方々は、そうした認識を自然にされていた最後の世代かもしれません。

しかし、こうした行事をどれだけ大切にできているかどうかは、社会との繋がりを認識したり、自分自身の存在を確認するなどの意味において非常に大切なことです。

前置きが長くなりましたが、季節行事は、大まかなイメージが割と皆さんの中で共有されているので企画しやすく、楽しみやすいという素晴らしい特徴があります。

色々参考になるので、「歳時記」でグーグルで検索するのも、オススメですよ。

その季節らしい、季節感を感じることができるようないろんなものに触れることができるはずです。

では、以下には、全国的かつ、個人的に主要だと思うものを並べて書いていきます。

(一度に、たくさん書き込むのは心が折れたので、一年かけてボツボツと記事を仕上げていこうと思います。

各項目も、個別の記事として独立させるつもりです。更新したら、またお知らせしますね。)

1月(お正月)

・初日の出

一年の計は元旦にあり。

ということで、一年を象徴する朝にしたいものです。

・お正月遊び

三が日には、

凧揚げ・こま・羽つき・かるた遊び、などが代表的な、新年を祝う遊びとして伝統的ですよね。

高齢の方はやっぱりこの辺り非常によくご存知で、というか体が覚えているようで、道具を手渡すとテンション上がってめっちゃ元気になることがしばしばありました。

立位困難な方とかが、こままわししようとして、いきなり立ち上がった時には、びっくりしましたね。

竹馬とか、メンコとか、けん玉とかマリつきとか、そのあたりもついでに教えてもらったことがあります。

昔の遊びやばいです。

かなり人を元気にします。

・おせち料理

一つ一つの料理に、細やかな意味が込められていて、極めて日本的で美しい文化だと思います。

しかし、どの家庭もおしなべておせち料理を食べるような文化になったのは一体いつからなのでしょうね。

・初詣

一年の始まりを自分自身へ告げる行事として、結構みなさん大切になさっているなあという印象です。

施設内に、神社とか、お寺を作ったそーいう試みも結構好評で、「お賽銭したいんだけど」という意見があって困ったとか。

・新年会互礼会

これまた一年間の始まりを感じさせる行事であると同時に、社会的な自分自身の存在を確認する大切な行事になっていると思います。

内容は、特にこれといって決まっていない点で悩ましいですけれど。

2月

・節分

近年は、恵方巻きなる商業アイテムに踊らされる人間が増えていますが、筆者もその一人です。

あとは豆をまきます。

地方によって掛け声が違うみたいですよ。

誰かが鬼の役をやると、盛り上がること間違いなしです。

3月

・桃の節句

女の子の日です。

余談ですが、込められた願いなど、割と、時代に合わなくなってきているかもしれません。

その証拠に、最近は「お子様の健やかな成長を願って」というキャッチフレーズで各種商品が販売されているような気がします。

雛人形を飾り、ハマグリのお吸い物や菱餅や、ひなあられを食べます。

確か、男の子には特に関係はありません。

4月

お花見

桜の花が咲く頃です。お弁当を持って出かけましょう。

5月

・端午の節句

男の子の日です。

が、子供の日ともいうので、多分女の子の日も兼ねてます。

鯉のぼりをあげて、ちまきを食べます。

6月

・つゆ

屋内活動が捗る時期ですね。

読書とか、手芸とか、音楽とかに手を出してみるのは悪くないと思います。

7月

・夏休み

羨ましい限りでございます。

8月

・花火大会

たまや、かぎや。

9月

・お月見

旧暦?そんなの関係ねぇ

10月

・体育の日、運動会

運動不足には厳しい季節。

11月

・いい夫婦の日

高齢の方にはウケがいいです。

12月

・大晦日

紅白歌合戦を見て、寝ます。

お願い

こんな行事もあるじゃない、ってのがありましたら、LINEなりTwitterなり、facebookでメッセージいただければ恐悦至極です。

連絡先は下にあるはず。

蛇足

ネット上にこういう記事を書いておきながら、という話にはなるのですが書かずにはおれんので書きますね。

実際のところ、ローカルな行事だけどその地域の人には欠かせないお祭りだったり催事だったり、そういうものが生きがいだったり元気の源になっている人って結構多いんで、そちらの方は各自皆さん調べてみられるようお勧め致します。

最寄りの図書館に行けば、地元に関する資料が一緒くたにしてある本棚コーナーがあったり、司書さんに協力を仰いだりできるのでネットで何時間も検索するよりもはるかに効率よく情報収集できますので、オススメです。

特に、昔の写真なんかは、ネットで検索してもでてこないようなものも、書籍になってちゃんと残ってたりしますから、そういう意味でもオススメです。


記事は以上です。読んでいただきありがとうございました。

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