アクティビティの妥当性

作業療法士のメモさんで、「作業療法の治療原則」として以下のように書かれていました。

①治療対象となる課題は、対象者が困難を感じ、解決したいと感じている課題であること。
②治療対象となる課題が対象者にとって明確であること。
③治療対象となる課題は生活に結びつき、対象者が課題解決の必要性を理解していること。
④治療によって生じた変化(課題の解決)が対象者に感じられること。
⑤治療によって生じた変化が作業療法以外の場面、または翌日まで持続しているか確認すること。
⑥解決するべき課題に対して行った治療内容を説明できること。

どれも、うんうんと頷きたくなるような内容ですね。
個人的には、⑥が一番大切だと思います。どれも大切なのですが、自分がやっていることを、理路整然と人にわかりやすく伝えられることは、人と協業することが当たり前のように要求される作業療法士という仕事では、とても大切なことだと思うからです。
現実的には、様々な理由から、上記の⑥つをすべての事例でクリアするというのは不可能だと思いますが、それでも常に意識をしておくことは、プロとして必要だと強く感じたので紹介させていただきました。


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