対象者だけでなく、家族や他職種をプログラム内に引き込むことでより効果の高い作業療法が行えるかもしれない

ずいぶん前から、リハビリテーションでは、他職種連携が必要といわれています。

連携とは、具体的には情報のやり取りが円滑に行えることによって、ムダなく、ムラなく、ムリなく、対象者の方が社会生活に復帰できるための動きが出来ることだと思います。

言うまでもなく、本人のやる気を引き出し、プログラムに集中してもらうことによって作業療法の効果はよりいっそう高いものになります。

しかし、そこに家族や他職種との連携が加わることによって、さらに効果を高めることができます。

なぜなら、作業療法としての関わりはいつか終了するものであり、その後に対象者の方を支えることになるのは、これらの人々だからです。

作業療法士だけで、プログラムの実践を完結させるのはとてももったいないなと感じています。

今年に入ってから参加した事例検討会においても、退院後を見据えて社会復帰を効果的に支援する為には、その人の周囲の環境に対する働きかけが必須になるという趣旨の発表がいくつか聞かれました。

当たり前のことかもしれませんが、これが当たり前にできることがこれからの時代のOTには求められ、それが出来ない作業療法士には厳しい目が向けられるようになるでしょう。

また、ITの効果的な利用も、効率的な情報共有のためには必須になっていくことと思います。

ひろえもんも、そうした部分での勉強をしっかりと日常業務の中で、実践を通して重ねていきたいとおもっています。


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