こんな記事を見つけました。
作業療法士にとっても、非常に大切なことが書いてあると思いました。
専門家というのは、一般の人が持っていない知識を持っていて、顧客である一般の人に対して、多数の視点の中からさまざまな検討を行った結果を提案することができる存在であるといえると思います。
普通の人から、その分野について意見を求められたり、助けを乞われる立場にある人ともいえると思います。
頼られる存在であると思います。
問題解決のために、最適化された答えを提案できる人、という風にもいえると思います。
けれど、それが本当に最適なのかを検討するうえで、やっぱり普通の考え方を排除してはいけないし、なんというか、プロ的な手法に偏っていてはいけないのだなぁと思いました。
うまく言えないけれど、やっぱり相手に共感してもらって、初めて協力が得られるというのもあると思いますし、そのためには、自分がもし専門的な知識を持ち合わせていなかったらどのように考え、行動するかという視点を常に持って、そういった状態を想定できることは非常に重要であると感じました。
きっと、このことは、どのような分野の専門家にもいえることだと思いますし、だからきっと、作業療法士にも言えることなのではないかと思います。
たとえ、自分にとっては自明なことであったり、既知のことであったとしても、相手がそれをわかっているかどうか、あるいは重要なことだと感じることができているかどうかは別のこととしてきちんと考えなければいけないのだということだと思います。相手に自分の提案の有効性や、重要性をしっかりと理解してもらうためには、相手の立場にたって考えるという視点が重要になると思います。
だから、きちんと「自分が無知の状態だったら」と仮定できることは非常に重要なことだと感じました。
視野を広く持つために、これから意識していきたいです。
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