作業療法士という仕事が生まれた背景について、思いをはせると、この仕事が社会的な資格として存在するのは、国がそういった資格を持った人間を養成することが必要であると判断したからであったとおもいます。
そして、その国が作業療法士に対して社会的な役割を期待して資格としている以上、国がしていた期待通りの結果を出すことができる職能集団に、作業療法士がなってるかどうかっていうのは、国は見ているんだろうなと思います。
でも、一方で、きっと国は、発表された論文とかそういった、データ化されたものでしか評価をしていないという気がします。
介護の現場に出て行って、その現場での役割などを積極的に国が評価しているという話はあんまり聞いたことがないです。
自分が聞いたことがないだけで、実はやっているのかもしれませんが、多分積極的にはやってないと思います。
財政的な理由で。
だから、作業療法士がキチンと社会に理解される形式で成果を発表しないと、だめなんだろうなと思います。
その社会に理解される形式で、かつ、きちんと厳密性とか、論理性が保たれた形式で発表するのって、実は、相当レベルが高いことなんじゃないかとおもいます。
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