楽器へ早期からなじんでおくことが、いわゆる「賢さ」につながる可能性

はじめに

「おけいこ」として、小さいころから楽器を習ってきたという人は少なくないはず。

また、自分の子供に習い事をさせてみようかと考える親御さんも少なくないと思います。

そういった人々には興味のある話題ではないでしょうか?

「楽器に小さいころから触れさせること」には意味があるらしいことが、提言されました。

「音楽」を7歳までに始めると、賢くなる可能性。

ここで言う、賢い脳とは、

情報伝達能力が高い、つまり、情報処理が有利に行える脳

という意味です。

そういった意味で、7歳までに楽器を始めると、脳の脳梁と呼ばれる部分が大きくなり、賢い脳になりやすい可能性があるということです。

脳梁は、左脳と右脳の情報の受け渡しをつかさどる部分で、脳梁が大きいということは、それだけ、右脳と左脳を行き来する情報の量が多くなる可能性があります。

実際、7歳までに楽器を始めた人は、わずかな練習時間で、初めての運動を正確に習得できたそうです。この脳梁の太さが、運動学習の効率に大きく影響していると考えられます。

また、この実験の対称群として、7歳以降に楽器を習い始めた人たちに同じ実験をしていますが、楽器を演奏したことがない群と比較したところ、特に変わりがなかったそうです。

このことから、7歳よりも前に楽器に習熟することが、賢い脳を作るという目的にとっては重要である可能性が示されました。

この調査は、Virginia Penhune教授の指揮のもとでカナダ大学などが中心となって行われました。

おわりに

なんだかんだ言って、結構、馬鹿にならない「おけいこ」。(金銭面でも笑)

そうした「情操教育」の一つとして、「ピアノ」や「バイオリン」を小さいころからやってきたという人は意外と少なくないとおもいます。

また、だれしも、そういった人に人生の中で一人は絶対にあったことがあると思います。

そして、そういう「習い事」を3歳といった小さいころからやっていた人たちについて、ひろえもんは、なんとなく「かしこいなー」と思うことがおおかったのです。
賢いなと思う人の割合が、世間一般のそれより多い気がしていました。

具体的には、世間一般では100人に1人レベルの賢さの人が、100人中20人はいるような感じでした。

もしこの感覚が正しければ、ざっと、20倍くらいですよね。

自分が行ってた学校の吹奏楽部の人たちとかは、本当に小さいころから何らかの楽器をやってたと言ってた人が多かったことを考えると、納得がいった気分です。

参考:Early music lessons boost brain development(初期の音楽レッスンは、脳の発達を後押し)


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