はじめに
想像以上に3Dプリンターの医療への影響は大きいのかもしれません。
身体障害領域、特に整形外科領域で働く作業療法士はじめ、作業療法士もこの技術と無縁ではいられないのではないでしょうか。
つい先刻、こんなつぶやきをしました。
3Dプリンタ面白い。可能性がたくさんあって、ワクワクする
— ひろえもん(OT戦士)さん (@otfighter) 2013年3月17日
義肢装具も、プリントするじだいがくるのかなー。
— ひろえもん(OT戦士)さん (@otfighter) 2013年3月17日
3Dプリンターが、ちょっと目を離した隙に、いろいろなところで使われて、どんどん新しい試みが出現しています。
このトレンドはしばらく続くと思ったので、3Dプリントが活躍している例を紹介します。
活用用法
耳をつくる
Bioengineers print ears that look and act like the real thing
片耳を損傷したり、あるいは、先天的に、片方の耳だけが無いといった人には、すごく耳寄りな情報です。
なんと、正常な方の耳の形をスキャンし、それをプリントアウトすることによって、いとも簡単に耳が作れるんだそうです。
侵襲性も極めて低く、コストもかからず、短期間で制作できる。
凄くいいことづくめ。
頭蓋骨換装
Man Has 75 Percent of His Skull Replaced with a 3D-Printed Implant
タイトルで分かると思いますが、頭蓋骨の75%を、3Dプリンター製のものに置き換えましたよという記事です。
何を言ってるのか、わからないと思いますが、ひろえもんにも分かりませんでした。
骨折したから、ボルトを埋め込むとかそんなちゃちなもんじゃぁだんじてねえぜ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。
いつの間にか、時代に置いてけぼりにされる、そんな感覚。
脳波で動く義手(3/17追記)
しっかり、義手の制作にも生かされておりました。
ちなみに、各所で話題を呼んでいるそうですが、その義手は独学で作り上げたそうです。
凄すぎる。
おまけ
実際に発砲できる拳銃を、3Dプリントを使ったら簡単に作れてしまうよねという、なんともアメリカらしいマッチョな話題。
素晴らしい技術も、使う人によってこうも差が出るものですね。
日本ではあまり「脅威だ」という話題はききませんが、これは、弾丸の入手が困難なためと思われます。
おわりに
非常に、3Dプリンとは、データさえ用意できてしまえば、なんでも作れてしまうので、非常に応用範囲の広い技術です。
3Dプリント技術については、以下のブログが詳しかったので、よろしければご覧ください。
3Dプリンターについて「クローズアップ現代」の7分42秒では伝えられなかったこと
3Dプリントでモノづくり。なんだか、楽しそうですね。
追記:
3Dプリントについて非常にわかりやすい記事がありました。
これさえ読めば絶対分かる! 話題沸騰中「3Dプリンター」の秘密 – デジタル – 日経トレンディネット (公開期間が終了したため現在参照できません。)
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