はじめに
フィードバックは差異を作る一つの有力な方法。
リハビリテーションである、作業療法にとっては重要な意味を持つ。
フィードバックとは
ある事柄についての、情報、評価を対象者や関連する人に返すこと。
たとえば、総合臨床実習や新人研修などにおいて、一日の終わりなどに実施される。
違い(差異)を作るためのフィードバック
- 現状を認識する
- 求めている変化を自覚する
- 変化の起こし方を考える
- 変化とその周辺を継続的に、情報収集し、評価する
- 結果について、情報の出力を行う
- きちんと伝達する(フィードバックする。)
現状を認識する
あるがまま、ありのままを、情報化する。(現状認識)
求めている変化を自覚する
どうしたいのか、どうなりたいのか(目標)
変化の起こし方を考える
現状と目標の差異を認識し、それを埋めるための具体的な方法を模索する(戦略)
変化とその周辺を継続的に、情報収集し、評価する
変化を見落とさない(注意)
結果について、情報の出力を行う
変化の内容が十分に情報化されている(情報化)
きちんと伝達する
相手に伝わらなければ意味が無い(伝達)
おわりに
リハビリテーションは、変化を求めて実施したり、あるいは維持を目的におこなう期間のあるものとされています。
昨日、とある事柄がきっかけでフィードバックって大切だなと思ったので、自分なりにまとめてみました。
たとえば、フィードバックの使い方一つで、有効性を確認できたり、あるいは、自信が高まったりして、次の活動が変化していきます。
そして、作業療法実施の場面においても、常にこれを意識することによって、状況が漫然と進行したり、あるいは重要な「なにか」が流れていってしまうことを防げるのかなあ、と思います。
実習生や新人OTの一つの課題だとおもいます。
がんばろー。
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