はじめに
自分は結構、デジタルなコンテンツも好きです。
閲覧や利用にいつでもどこでも、時間や場所を選ばないという事もありますが、一番大きな理由は再利用できるからという怠惰な理由だったりします。他にも、安定したクオリティーで作品作りができるという理由も。
でも就職して、作業療法士としていろいろ活動提供するようになってからは、アナログコンテンツ、もっと極めないととなあ思うようになりました。
アナログのメリット
ひろえもんが、自分でアナログコンテンツを使っていて感じたメリットについて書いてみたいと思います。
①短時間で完成
まず、パソコンがいりません。専門的な知識も。
紙と、ペンさえあれば、いつでもどこでも、自由に文字やイラストを描く事ができます。
②希少性
特性上、その場で書いたそれしかオリジナルが存在しません。また、自由に文字やイラストが書けるという事は、裏を返せばなかなか同じ物を作成する事は難しいという事になります。必然的に、作品はオリジナリティーが発生します。
ひろえもんは、作業としてイラストを用いる上で、これはとても重要なファクターだと思います。
だからこそ、患者様にご自分の作品として持ち帰っていただく意味があるんだろうなと思います。
③ストーリー
もっとも強調したいのがこれです。制作時に誰かと時間と、場を共有する事によって、いろいろなストーリーが生まれます。
目の前で、いろいろ相談しながら、そこから派生する会話を楽しみながら、作品を完成まで持っていくまでの過程には、何とも言えない楽しさがあります。
そして、作ってしまって終わるのではなく、作成した作品をふとした瞬間に振り返る事で、そのときの楽しさがよみがえったり、互いにより親密さを感じたりといったさまざまないいことがあるように思います。
事前準備がかかせません
患者様と一緒になって、手書きで書いたり描いたりする場合には、やっぱりそれなりに、イラストが上達していく必要があるなあと感じています。
上達する一番の近道は、実際に描いて描いて描きまくることだなあとも感じています。
そんなイラストやレタリングの練習も、一つの事前準備だなあと思います。
おわりに
ひろえもんはぶっちゃけ、不器用です。
抽象的、記号的な絵は得意ですが、かわいらしい絵だったり、かっこいい文字だったりを表現するのが、とっても苦手です。
が、そういうことも楽しみの要素の一つとして提供できたらソレでいいのだろうなと思います。
重要なのは、「あるもの」をどんな風に使うのかということ。
その使い方についてもっともっと修行が必要だなあ、と思います。
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