社会復帰という言葉は便利なのか不便なのかよくわからないと思います。

はじめに

障害を語るときに、良く社会復帰というモノが俎上に上がると思います。

安直に「社会復帰」という言葉を使うのはやめたいなと思ったので備忘録です。

社会復帰とは?

社会復帰という言葉は非常に曖昧だと思います。

その意味するところが曖昧だからこそ便利なのだと思います。

社会復帰というのは、具体的にどういう意味でしょうか。何を指すのでしょうか。

病院という場所から社会に帰る、というかつまり退院できる事でしょうか。

職場を得て、自分で生活する基盤を獲得することでしょうか。

きっと人に依って思う社会復帰のイメージは大きく異なるのだと思います。

誰が何の目的で使う言葉か

そもそも、社会復帰が重要視されるのはなぜでしょうか。

障害により支援を必要とする人たちが、社会復帰を望むからでしょうか。

それとも、社会が彼らの社会復帰を必要とするからでしょうか。

社会復帰という言葉が必要になるのは、その言葉が指すような病院や施設という特殊な生活の枠組みから多くの人が利用している生活の枠組みへの移行を推進したいという意思が存在するからです。

社会復帰の困難は何?

そもそも社会復帰は果たすモノなのでしょうか。

当人や周囲の協力な意思の力が無いと成し遂げられないものなのでしょうか。

個人的には、社会復帰という言葉の曖昧さがその困難さの一つになっているように思われます。

おわりに

社会復帰という言葉があるおかげで、方向性が大まかに共有できる一方で詳細で具体的なビジョンについてきちんと想像や想定をしないままに取り組みを行ってしまうことがあります。

取り組みながら、自分がどういうつもりで「社会復帰」という言葉を使っているのか、常に自分に問いかけていく必要があると感じました。


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