利害関係を超えて相手の本音を引き出すために無くすべきものとは

本音話せていますか?

連携や協力の為には、必要なこと以外にも、いろんなことが率直に言い合える方がロスが少ないです。

変な遠慮とかがあると、遠回しな依頼の仕方になってしまったり、誤解が生まれたりするからです。

実際、作業療法士としてひろえもんが働く中で、そんな事態に陥ったことは、一度や二度ではありません。

では、対象者の方だったり、一緒にはたらくスタッフと、本音でこころのそこから語り合う為には何が必要でしょうか。

きっと、本音で語ることが出来なくさせているものは、「構え」だと思っています。

先入観や、ネガティブなイメージだったりにも言い換える事が出来るかもしれません。

ここで言うところの「構え」というのは、自分自身が傷つかないようにする為の予防線です。

たとえば、自分で出来るけれども、病棟のスタッフに手伝ってもらいたい仕事が在ったとして、それを頼めるかどうか?

たのんでみようかな。

でも、断られたらどうしよう。

それどころか、自分に対して良くない感情を持たれたら?

自分1人でも、出来ない訳じゃないし、やっぱり頼むのはやめておこうかな?

というのが、「構え」です。

多分、「構え」のない人や子供の目線であれば、自然に頼み事が出来ると思います。

「構え」があることにによって、自分自身の行動が制限されてしまうということは、無意識、意識的を問わずよくあることではないかとおもいます 。

そして、この「構え」は相手にも影響する物だと思います。

自分自身の動きや態度が硬いことによって、相手にネガティブな印象を与えてしまうことがあります。

それによって、相手の「構え」を引き起こしてしまうことさえあります。

お互いに身「構え」ている状態で、本音ではなしをすることなんて、誰にも出来ないと思いませんか。

実際の業務は、いろいろな事情が入り組んでいて、複雑です。

そこには、たとえば「利害関係」という「構え」があるかもしれません。

それを超えて、本音で話すにはどうしたらいいでしょうか。

ひろえもんは、そういう場合には、『自分が損をしてでもまず相手の為に動いてみるよ。その準備ができてますよ』という姿勢を、具体的な行動や言葉を通してその相手に伝えることが必要だと感じています。

これが言うはやすし、で、難しいのですが、出来るようになったら、業務はより円滑でスムーズなだけでなく、より楽しい物になるのではないでしょうか。

実際の業務の中では、利害関係で物事が動くことはたくさんあります。

ということで、そういったときに自分なりに意識していきたいですね。

きっとそれは、作業療法の臨床にもかなりいきてくるところだと思います。


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