これからの作業療法士に求められること

作業療法が蓄積してきた考え方を国が福祉や医療の現場を解決する方針として採用しました。
作業療法の考え方はこれからより一般的かつ、スタンダードなものになっていくことでしょう。
それは、作業療法士がコモディティ化するリスクと同時に、チームを牽引するお墨付きというメリットを得たことになります。
つまり、作業療法士としての実力やキャリアを積み重ねてきた人は、活躍の場を広げ、なんちゃって作業療法をしてるＯＴＲは、職を失うことを意味します。
これからの作業療法士に求められることとしては、
自分自身の作業療法の実力を高めること
と
自分の実践を他者と共有するチームマネジメントの能力
が、求められるように思います。
現在の養成校では育成されにくいところがモロに影響するのは何とも残酷ですが、世の中の流れとあきらめて、自助努力するか、卒後教育を頑張るか。
これが出来ないと厳しいなあと思います。
とりあえず、作業療法とはなにか、生活行為とは何かを語れることが、作業療法士としてやってく上で、とても必要な能力になるんだろうなと思います。