問題はほりおこすもの

相手のためにではなく
相手の目線、立場で
ものを考えましょうと言うセブンイレブンの考え方があるらしい。
これは、人間が持っている想像力を問題解決に最大限活用するために必要なことだと思う。
いくら、想像力豊かな人でも、目指すべきゴールが設定できないと、うまく問題解決につなげることが出来ない。
ゴールを設定するためには、相手の立場や目線に立ってみてそこから問題を分析し、ゴールを設定することが必要になる。
さて、先日ふと相手の目線に立つということの難しさと重要性を感じることがあったのでご紹介します。
先日、作業療法中に患者様と歩行訓練をしていたときの話です。
患者様がこんなことをいいました。
「私が困っていることをだれも分かってくれない」
と。
相手の方の認知は結構ゆがみが見られており、この返答もいくらかその影響をうけたものなのかもしれませんが、しかし、この患者様はいろんなことに困っておられました。
それに対して、アドバイスはするのですが、どうも感情的な訴えが多く、言葉を用いて疎通を図ることが困難な状況でした。
相手が困ってることを見抜いて、それに対して相手の言葉で助言が出来ていなかったということだと思います。
また、自分がこまっていないからといって相手が困っていないというわけでもない。
これも忘れてはいけないです。
相手の目線に立つと、自分の目線では埋もれた問題が浮かび上がることは多いです。
今後も継続実践したい事柄です。


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