とあるコンサルタントとした参政に関する話

イマイチ盛り上がりに欠ける中での、衆議院の選挙期間中なのでぶちこんでみます。

ぶっちゃけ、作業療法士って政治に関する関心はあんまりないのかなあというのが実感するところです。

それが良いところでもあります。

地位や名誉のために仕事をする人が少ないということだからです。

そう言ったものを最優先に仕事をすること無く、常に対象者第一でものごとを考えているひとが多いということだと思うのです。

しかし、それが対象者にとって良くない結果に繋がりかねないというのです。

この間お話をした人事系のコンサルタントさんは別の見方を提示されました。

「きちんと職域を守れる仕組みが無いと、専門職として安定しない。安定しないと、十分に専門性が発揮できず問題である。コレからの時代は、医療費、介護費用ともにパイの奪い合いになる事は間違いない事実。作業療法士がキチンと質の高い仕事ができるのであれば、それを国政の場できちんと発信でき、国の制作や施策に然るべき提案をしていくべき。そのために、きちんと国会の場に議員を置いておくというのは、理学療法士に見習うべきである」

というのがその方のご意見でした。

コンサルタントをされているだけあって、非常に客観的かつ的確なご指摘だなあと思いました。

「対象者のため」と、日夜研修会や勉強会が催されていますが、その成果を十二分に発揮する為には確かに行政との円滑な連携が不可欠です。

日本作業療法士連盟という政治団体はありますが、あんまり見向きされていないのが現状です。

「うさんうくさい」

と思われるからでしょうか。

いずれにせよ、日本という大きなシステムの中で働く作業療法士は、そのシステムに関心を向けてないと今後もキチンと成果を出せないよ、ということだとおもます。

とりあえず、今度の選挙にはきちんといこうとおもいました。

せっかくの選挙権を行使しないのはもったいないですよ。


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