今年も大変読みにくい文章を書いております。
感性を言葉に落とし込むのってとても大変ですよね。
さて、「ないものねだり」について。
無い物ねだりというのは、良いイメージでとられない事の方が多いように思います。
無理を言って、だだをこねるようなそんなイメージがつきまとう言葉かもしれません。
ヒントとして、こう考えてみたらどうでしょうか?
無いものねだりの反対の言葉は何?
ひろえもんは、これは「有り合わせ」だと思ってます。
言い換えれば、現状での工夫。
今あるものを、いまのままつかい、上手く結果をだすことですよね。
これも大切で、悪い事じゃない。
料理にたとえてみたらこんな感じです。
冷蔵庫を開けて、野菜の切れ端がたくさんあったら、それを使って美味しいサラダが作れることは、食費を節約するためにはとても大切な技術です。
その一方で、そんなやり方ばかりでは、まかない飯が上手く作れるようになったとしても、お客さんを喜ばせたり感動させるような、超一流ホテルのプロのシェフにはなれないのもまた事実ではないでしょうか。
常にあたらしい物を求めていく必要があります。
お客さんが感動したり喜んだりしてもらえるような、コレまでに無い食材を仕入れてみたり、あたらしい調理法を試したり。
これが「無い物ねだり」で。
要するに挑戦ですよね。
それに、今まで得たものや経験で、調味料を足したり引いたりしていくこと。
が「ありあわせ」。
現状を自分に合わせて、あるいは逆に自分を現状に合わせて、より良い結果を目指すこと。
または、その力。
これは、実践における、基礎力のようなもんだとおもっています。
地道に、地味に、反復して確実性を高める、そんな作業。
その二つのバランスがきっと大切なんだと思います。
「ないものねだり」を重ねていくことで、「ありあわせ」の時の引き出しは増えていく。
増えた引き出しをきちんと整理して使い続けることによって、次に何を求めていこうかという方向性が見える。
その繰り返しから、その二つのさらなる、相乗効果が期待できる。
そんな感じのイメージです。
短期的な瞬発力としては、「ありあわせ」の力が大切だと思います。
少ない準備で確実に、結果を残す為には欠かせない能力です。
一方で、長期的には広がりを持たせる為に、現状に満足しないことが大切です。
そのための「無い物ねだり」。
作業療法は、対象となるフィードが広大な分、実践に広がりを持たせていくのが大切だなあとおもっています。
自分の感性に素直になって、「必要そうだ」と感じたことには貪欲になるようにしたいです。
れっつ、「ないものねだり」!
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