MTDLP(生活行為向上マネジメント)の知名度と重要性の認識について

厚生労働省の新しい算定はまだ勧告されていないみたいですね。

ですが、いろいろな団体がMTDLPの研修を開いているようです。

ひろえもんの周囲の作業療法士には、まだMTDLPを使いこなしている作業療法士は少ないです。

これから日本作業療法士協会の方向性として、MTDLPを普及せしめて、作業療法士の質を向上させると同時に社会がより安定して作業療法士の仕事の成果を享受できるようにするということに狙いがあると推定しております。

また、生活行為向上マネジメントのコンセプトとして

①より効果的かつ経済的で、生活の質の高いリハビリテーションの提供

②作業療法士の仕事の内容を普遍化し、再現性を高め応用しやすくする

の2つがあるとおもいます。

本来であれば、作業療法士一人ひとりが、このような枠組みにたよらなくても、自己の取り組みを説明できたり、自然と作業療法が社会のいろいろな場で行われているのが望ましいと思うのですが、どうしてもそうなっていかないところがあります。

そンな現状をなんとかするための枠組みだと個人的には思っています。

ということで、なにはともあれ、作業療法士自身がなぜ今MTDLPなのかという重要性と生活行為向上マネジメントそのもの知名度を向上させることが、作業療法士が社会に貢献する上で大切なんじゃないでしょうか。

また、厚生労働省や日本作業療法士協会の今後の動向にも注目です。

参考

“作業”の捉え方と評価・支援技術


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