だと思います。
なんてったって、作業療法の対象は本来、「すべての人」であるべきだと思っているので。
対象が障害者のみに限られる「手技」ってのはあるかも知れません。しかし、その背景にある「哲学」や「思想」は、すべての方に当てはまるものであるべきだと思います。
つまり、作業療法の実践の根底にはだれにでも当てはまり得る考え方があるべきだと思います。
もっといえば、作業療法の場合、手技にしたってすべての人にとって有用なものであることが望ましいと思います。
なぜならば、だれに対しても実践することができるものかどうかが、作業療法が社会のありとあらゆる場にて活用され、作業療法の可能性がきちんと実体験をもって理解されるというところに繋ると思うからです。
最低限、自分に効果があると感じられるものを実践するべきだとは思います。特に認知行動療法的な枠組みで行う場合には、それが当てはまると思います。
そうでなければ、相手への効果を推し量ることができませんから。
話が逸れましたが、最近自分の実践がいいものかどうかを検討する場合にそういう視点で、批判的に見るようにすると、作業療法や作業療法学はどんどん前に進んでいけるのではないかと思います。
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