療養と回復期の流れ(変化)の速さについての戸惑い

こんにちは。

だいぶん更新をサボってしまいもしわけありません。

ここ最近、公私ともにかなり忙しく、時間のやりくりが下手くそなひろえもんにとっては結構いっぱいいっぱいな日々が続いておりました故、更新が滞っておりました。

さて、ひろえもんは精神科の病院で働いているのですが、認知症の療養型病棟から認知症の窓口病棟に担当が変わってようやく一ヶ月が過ぎようとしています。

何が一番自分にとって大変だったかなと振り返ってみると、やっぱり「個性の違い」にとまどったことだと思います。

以前担当していた病棟は、いわゆる寝たきりの患者様が多く、こちらからいかに活動性をどうやって引き出すかということに一番苦心していました。

いろいろなことが難しそうに映る患者様ができることを見つけて一緒に取り組むことが主な仕事だったように思います。

しかし、ゆったりとした時間の中で関わりをもつことができたので、のんびり屋の自分にはぴったりだったのかなとも。

この度担当となった病棟は、デイケアレベルの患者様や退院直前の機能レベルの患者様が多く、こちらが活動性を引き出すというよりも、患者様が持っている活動性が発揮出来るような環境を整えることに主眼を置くようになりました。

できることの幅がひろい分、準備するべき環境設定の幅も格段に広がり、安全に活動していただくために作業療法士として自分が管理運営する内容も非常に多岐に渡るようになりました。

創作活動で参加してくださる10〜15名程度の患者様それぞれに、適切な難易度の内容を準備しながら、全体としての創作物の進捗状況を確認しつつ、都度活動援助を行いつつ、楽しみと感じていただけるような渡し方や介入を考えなければなりません。

そのためには、事前の準備がかかせないのです。

その準備が、ほぼ毎日結構な量必要なことにびっくりしてしまいました。もちろん、自分の渡し方がまだまだ未熟なせいもあるとはおもいますが。

さらに、認知症病棟特有の異食や転倒などのリスクにも常に気をくばる必要があり、目の前の患者様だけでなく参加してくださっている方全体の見守りを高いレベルで並行して常に意識し続けるというのが、今までにない経験だったのでひろもんの精神的には結構大変だったりしてます。

また、機能レベルも差が大きく、その方々全員が楽しさを共有できるような活動を考えなければ、という点も慣れるまで結構大変だなと思います

いろいろと書きましたが、今の病棟で大切にするべきことは楽しみと退院につながるような機能の維持向上の両立だと思っています。

一ヶ月後には、楽勝でできるようになっていたいなと思います。


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