第49回 日本作業療法学会の反省

結構おもしろい演題とか、たくさんあり、非常に刺激的でした。

傾向として、人が集まってたのは認知症系の演題でした。

やっぱり、身体障害領域も精神障害領域も地域も、認知症の問題は非常に今危機感を覚えている人が多いんだなあという印象です。

認知症になる人が増えるだけでなく、働き手が減少する中で高齢者が増えることによって、必要な作業療法士の数が相対的に減少していくという話を聞いて「大変なことがおきるな」と思いました。

作業療法は今後、プレミアムなものになっていくか、もしくは(経済的な効用という意味で)だれからも必要とされないものになっていくか、どちらか一つだろうなと感じました。

作業療法士が、自分自身の持つスキルをうまく表現できることもこれから必須になっていくんだとも感じました。

臨床家だから研究をしないとか、逆に理論家だから臨床しないとかではなくて、その両方をきちんと修めて前に進んでいかなければならないし、質的研究から逃げてはいけないということも強く感じました。


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