ふと疑問に思いました。
都市部の子供達は、お墓まいりをしたことがあるだろうか。
と。
また、現在の働き盛り世代の心の中に、どの程度「お墓まいりに行こう」という思いが去来するのか。
と。
自分のこととして考えたときに、お墓ってなくなってくものだと思いました。
核家族化が進んで、地域のコミュニティーが高齢化した上、若年世代との間に大きな隔たりが生まれ続ける現代社会におかれましては、墓まいりが持っていたひととひととのつながり、絆を定期的に再認識させるという働きがどうにも弱体化しているように感じます。
なんてったっては、年に3回詣ればいいほうですから。
無論、お墓がなくなるとは思いませんが、「先祖代々」というお墓の連続性はだんだんとなくなっていくんだろうなという確信が持ててしまったので、そんな感想を記事にしていみました。
一作業療法士として、そんなふうに変わっていく社会とどんなふうに生きて行くべきなんだろうと考える日々です。
あらためて、人と人とを結びつけるような何かが必要とされているんだろうなと思います。
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