今や「理学療法は生活動作の専門家です」らしい

facebookで流れてきたので気になって調べたら、こんなポスターが。

http://www.japanpt.or.jp/upload/japanpt/obj/files/aboutpt/2015poster_2.pdf

作業療法士が応用動作の専門家で、理学療法士が基本動作の専門家というなんとなくの住み分けがあったのは今は昔の話なのかもしれません。

これは、PT人口の飽和も大いに関係しているでしょうし、PTが今後認知症分野をはじめとした精神領域で活躍していく上での布石だと思います。

別にそれはそれで必要なことなのでしょうから、問題ないと思います。

問題なのは、OTがきちんと戦略的に情報発信を行えていない点です。

OTがきちんとこれまでの取り組みと今後についての情報発信を行っていかないと、多分、パイの奪い合いになっていくと思います。

OTとしては、「心が動けば体が動く」をきちんと実践してきたのですが、そのノウハウを体系化して、一般の人々にまで届ける努力をしていく必要があるのではないでしょうか。

先進的なPTさんは、OTが先進的に取り組んできた、その辺もきちんと日常の業務の中に取り入れ始めています。

一人一人のOTが自分の作業療法観を明確にできないと、今後ますます、作業療法が何なのかっていうことがわからなくなっていくのだろうと、強く感じた出来事でした。


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