NHKの番組。…はグーグル先生に怒られるのを予防する為でして悪しからず。
肝心の番組内容としては、いろんなことを感じる内容で。以下感じたこと。
オーダーメイド医療
まず、オーダーメイド医療の重要性。
これができるから、患者様にとっての最適に向けて、「模索をする過程で癒される」医療を実現できる。
「この選択でよかったんだ」「これでよかったな」そう思ってもらえる。
そうおもってもらえる支援が「作業療法」だと思ってるので、非常に共感するところでした。
しっかり話をしよう、してみてもいいとそうおもってもらえるようなじぶんである。あるがままでいいとおもってもらえるように、相手に対する尊敬と感謝のこころを忘れない。
そういうことがやっぱり大事なんですよ。と再確認。
自由度に見合う実力・キチンとした仕事
一方で、やっぱりそうだよなあと思ったこと。
それは、オーダーメイド医療の自由度を確保、確率するのは非常に優秀さがいるよなあ、ということ。その枠を仕切る人間に、それを認めさせるだけの功績というか背景があってこそだなあという感じがひしひしとしてつらみがすごかったです。それこそが、きっと今の自分に不足しているものだからです。
なにかを決定・実現するには、周囲からの納得を効率的にえられるような実力・実績・信念が必要であるなあという事実は、改めて心にグサリとささりました。
頑張らないと、と思いました。
レッテル・象徴・属性の力
他方で、センシティブな個人の問題については、「このひとだから話せる」とか「この属性の人なら打ち明けてもいいかな」という心理が絶対に影響するよねということ。乳がんの問題であれば、性差ゆえはなしづらいこと、共感を得にくいことってのがあるような気がします。やっぱり男性には話せないことってあるんだろうなあ、という実感ですよね。話せるかもしれないけど、時間的コストがかかりすぎてお互いの為にならないことがあるんだろうなという感じです。
作業療法士が作業療法士自身を使うっていうのは、やっぱりそういうリスクを意識しておく必要があるなあと。
つまり、キチンと自分の属性を意識しておくか、自分のなり形・姿・振る舞い・佇まい・言葉遣い・言動が相手にどのようなメッセージを発信していてそれをどのように相手が受け取るのか、自分の努力でどうにもならない属性由来のものについては、さっさとほかの属性を持つ人との連携で解決してしまうこと、作業療法士自身が溜め込まないこと、これが患者様にとってとてもとても大切になるなあとお思います。
「つなぐ力」と呼び変えて良いと思います。難しいことがあったときに、作業療法士は自分よりも得意な人に、任せたり担ってもらうことを恐れていたら仕事にならないと感じています。
まあ、パワフルにそれらを塗り替えて、書き換えて、新しい地平を作るのもとてもとてもたいせつですが、それはまた別のお話、選択肢。双方ともをタイミングによって使い分けることがとても大切なんだと思います。
仕事・役割・作業歴
最後に仕事などの役割を取り上げられないことの大切さ。
明石先生の
「仕事はやめちゃだめよ」
にすくわれたというガンの患者様。
病気だから、闘病だからと「病気とだけ向き合う」ということを強いられるとすれば、それがどれだけ患者様を追い詰め、いかにその方自身の人生の質を低下させるかということですよね。
ここが、今回の番組の中で本当に一番大切な部分だなあと改めて思います。
難病だからと、治療の為に全てを諦めるのではなく、本当に大切にするべきことはなにであるのかということを、本人様が考える機会を奪われないようにすること、それを治療者側が放棄してはいけないんですよね。
なんのために、治療していくのかという、そういうところを患者様ご本人が主体的に考えられるように手助けをすること、それをきちんといろいろな人と共有することを支援すること、その仕組みづくりが大切だなあと思います。
もちろん、コストをかけすぎず、持続可能な形でやるために誰かに負荷が集中しすぎない形でおこないたいものです。
仕組みづくりに関与できることって、そういう意味でも大切ですよねえ。
やっぱり。
後進育成
あとは、道を切り開くだけではなく、きちんと後進育成をしっかりとしていくことの大切さをひしひしひしと番組の最後に感じさせていただきました。
おわりに
以上まとまりないですが、、私も、できることを頑張っていきたいとおもいます。
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