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ひろえもんの定義

投稿者:ひろえもん 最終更新日時:2013年1月 6日 23:07

ここに書くのは、ひろえもんの個人的な定義です。

作業療法(OT:Occupational Therapy)とは、作業(人間が行う、個人やその個人が属する集団、または他者との個別の人間関係上の文脈において、有意味な活動、重要性のある活動)を活用し、対象者の生活の質を向上させることである。

ひろえもんも「作業療法って何?」って状態が本当にながながと続いた口です。
が、いろいろと勉強してみて、経験して、作業療法ってこういうもんだなぁと思うようになりました。

特に、実習後、実際の臨床の場面を見て、そう思うようになりました。
臨床実習に出るまでは、今一つ、教科書をよんでも、講義をうけてもピンとこないところがありました。

しかし、臨床実習で、実際の現場をたとえそれが一部分だとしても、具体的に体験することができたおかげで、作業療法に対する具体的なイメージを持った思考をすることが以前よりもできるようになったと感じます。
教科書などを読んでいても、実習前にはさっぱり意味の分からなかった内容が、具体的な場面や自分の体験をもとにして理解することができるようになりました。
やはり実体験は大切です。
重要です。

上記の定義をどう考えたかについて簡単に。

まず、最初に作業とは何かということを定義しています。
ひろえもんは、作業というものは、まず「人にとって有意味な活動」であると理解しています。
それに対して、「じゃあ作業はどのような範囲や条件で有意味な物なのか」という視点でより詳しく情報を付加した結果として、上記のような定義になりました。

そして次に、その作業という言葉を用いて作業療法とは何かについて述べています。

理論や方法論には、本当にさまざまなものがあり、それらをいろいろ具体的に書こうとしてもまとまりがなくなるばかりで、なかなか難しいものがあります。
そこで、作業療法が目指すところは何か、作業療法とは結局本質的には何を志向したものなのかということを考えました。
その結果、作業療法は対象者のQOLを向上させることを究極的な目的とした技術体系であるという結論に至りました。

そして、上記のような定義に至りました。

あまり、具体的にながながと書くよりも、ある程度抽象的であっても分かりやすくて、それなりに短くて、まとまりがある定義じゃないかと自画自賛しているのですがいかがでしょうか?

    
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