はじめに
またTEDです。
関連:
自制心をどのように制御するか、あるいは、誘惑に対してどのように立ち向かうのかという話(TED Talksから紹介)
社会学者からみたコミュニケーションと、その具体的な行動、それらについての研究についてのプレゼンテーションです。
「自分の行動に自分自身が影響されますよ」という驚くべき内容です。
内容の要約
私たちのするボディランゲージは、自分に対する他の人の見方に影響しますが、自分自身の見方にも影響します。社会心理学者のエイミー・カディは、自信のないときでも自信に溢れる「力のポーズ」を取ることで、脳内のテストステロンやコルチゾールのレベルが変化し、成功できる見込みも変わるのだと言います。
みて思ったこと
実は、内容自体には驚きはありませんでした。
なぜなら、作業療法では、認知行動療法とよばれる手法を使うことがあります。
認知行動療法にはさまざまなものがありますが、「人間の行動がその人の精神に影響を与える」ことを前提として、人間の行動を治療に利用しようというものです。
それを、あらかじめ知っていたので、新しさと驚きという面においては、インパクトは少なかったのですが、認知行動療法が有効な治療法であるということを示す、一つの根拠になりえる、そんなプレゼンテーションだなぁと思いました。
おわりに
ご紹介した動画はこちらから見ることができます。
エイミー・カディ 「ボディランゲージが人を作る」 | Video on TED.com
内容が素晴らしいだけでなく、とても感動的なプレゼンテーションです。
認知運動療法や作業療法との関連から重要な内容というだけでなく、日常においても使えるテクニックだとも思いました。
自分がすこし意識して行動を変えるだけなので、ものは試しでやってみると自分が意識していないうちに自分がいろいろ変わるかもしれません。
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