【新人OT向け】「PDCAサイクル」の必要性は作業療法士こそ知れ【追記も】

成長したい若手必読の記事です。

ビジネスマンとか、経営者とか、起業家であれば必ず知ってるのが「PDCAサイクル」です。

作業療法士でいうところの、ICFです。要するに知らないと、モグリ扱いをされてもおかしくない常識ということになります。

利益の世界の常識ですが、医療福祉の人が知っていて何らおかしいことではありませんし、むしろ知らないことは損失と考えますので、ご紹介させていただきます。

試行錯誤はPDCAで行うので重要

まず、「PDCAサイクル」の価値を知っていただくためには、試行錯誤の重要性を認識していただく必要があります。

試行錯誤とは、

目標設定のもとに

計画を立て、

実際にやってみて、

その結果を把握して

その評価をもとに方法論に修正を加え、

狙いとする結果が得られるまで繰り返すような行いのことです。

この試行錯誤の重要性は、前人未到の領域で重要性を発揮します。

前人未到の領域は、参考にするものが何もないので、やってみて確かめるよりほうほうがないからですね。

さて、作業療法士が作業療法を行うときに、前人未到、つまり事前に参考とできる資料がない場合には、自分の実践によってどれだけ情報の蓄積を測ることができるかが大事ということになります。そして、作業療法士がその結果からうまく仮説や推論を導き出すことができるかどうかは、作業療法の対象者が受けられる作業療法の質を大きく左右します。

試行錯誤とは、要するに、地図のない土地を歩くには、実際に歩けるところを歩いてみて、その道が違ったのなら他の道をちゃんと行けるように、同じ道を歩かないように、自分できちんと地図を作っていかなくてはいけない、そういう話です。

試行錯誤もノウハウがなければ、無駄な試行が増えてしまいます。

しかし、未知を踏み固めて道にする。そういうプロセスが無くては、作業療法とは言えません。

それは、作業療法を科学的なものとするために欠かせない取り組みです。エビデンスベースで行うためにも、試行錯誤は大事です。今後の実践の根拠を作り出すことにつながります。

「PDCAサイクル」は試行錯誤を整理するための枠組みのこと

ということで、なぜ試行錯誤の重要性を前置きしたかと言いますと、PDCAサイクルとは試行錯誤とほぼ同じ意味の業務改善の枠組みです。

ビジネスの世界では常識のように語り尽くされた、もともと品質管理や生産管理などの管理業務をやりやすくするための考え方フレームワークになります。

PDCAサイクルは有用なのでありとあらゆるいろいろな領域で応用されます。生産性を向上させる無駄を省くためのプロセスや、業務上のリスクを取り除くための試みの最適化などがそれにあたります。

その道中で何をやっているのかわからなくならないように、どのフェーズの作業をしているのかを把握するための指標として用います。

いつでもどんな時でも困難に立ち向かう時に、基本的な枠組みとして使えるという、非常に応用の効く考え方の枠組みといえます。

PDCAサイクルの構成要素は4つ

Wikipediaからの引用ですが、なんのことはない、構成要素の頭文字をくっつけただけのネーミングということになります。

PDCAサイクルという名称は、サイクルを構成する次の4段階の頭文字をつなげたものである。
Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
Do(実行):計画に沿って業務を行う。
Check(評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを評価する。
Act(改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて改善をする。

この4段階を順次行って1周したら、最後のActを次のPDCAサイクルにつなげ、螺旋を描くように1周ごとに各段階のレベルを向上(スパイラルアップ、spiral up)させて、継続的に業務を改善する。
wikipedia-PDCAサイクル

計画して 実行して 評価して 改善して また計画して・・・

とこの4つの要素がぐるぐると循環できるので構成要素は4つで良いというわけです。

PDCAサイクルの有用性

有効性について見てみましょう

シンプルさ

このような枠組みはシンプルでわかりやすいです。誰がやっても改善に向かうことができます。つまり誰もがみんなが共通して使える点で優れています。また、時間さえかければ必ず改善することができます。

シンプルながら、問題解決に向かう確実性という点で非常に強力です。

変化に対してポジティブになれる

これは変化を肯定するツールでもあります。

このサイクルを回していけば、人間は必ず進歩できるからです。

作業療法士に当てはめて考えると、リスクを恐れるあまり前例に固執すると、大した変化や結果成果を残せないままにズルズルと日々の臨床を惰性でやり続けることになりかねません。

それよりも、どれだけ時間がかかって能率が悪そうにみえたとしても、PDCAで確実に変化に取り組むほうが、意味を追いかけることができるので労働をする側の心理としても健康的です。

患者様に対する生産性が上がる

また正直、話をしましょう。どちらの人が使えるかです。患者様にとって。

重ねたのは年数ばかりでPDCAの概念を知らず全く進歩が無い作業療法士

PDCAサイクルを知っててそれを回し続ける就職1年目の新人

この2名のどちらが選ばれるでしょう、患者様から。

成果についての個人的観測ですが、一年以内に追い越してしまう感があります。今のところ100%。おそらく、大規模統計でも同じ結果が出そうです。

指導に使える

指導とは、誰かに向けた行動を変化を促すことです。その時に、PDCAサイクルを元にした振り返りを行うとどうでしょうか。

まず、次の行動の指針がわかりやすくなります。

次に、今何をしているのかを確認しやすくなります。

最後に、指導者の細かな指示が無くても自分で取り組めるようになります。

自己成長を促す上でメリットとなる要素がたくさんがあります。

つまり、他者の指導にもってこいということです。

自分に後輩ができたり、作業療法の対象者の方に自発的な行動を促したい時などに活用できます。

作業療法対象者の方にもPDCAサイクル

対象者目線で、作業療法のプロセスを見てみると

目標設定をして

きちんと実践して

達成する

という3つ。

ですから、バッチリPDCAサイクル回せます。

Plan

プログラム検討の段階です。

利用者様の方から作業療法士が聞き取ったり、逆に作業療法士に要望したりしながら、双方向が協業しながら利用者様が希望するリハビリテーションのゴールと中長期的な目標を設定する。

また、それらにつながるような具体的なプログラムの検討を行い、実行のための計画まで行います。

Do

上記Planで策定したことを実行する。

目標に向けて、リハビリテーションとして具体的なアクテビティ、活動、作業を行う。

Check

上記Doの内容について振り返る。再評価にあたる。

具体的活動の成果を、作業療法士と一緒に現状を確認し、過去や設定した目標と比較して評価する。

Act

Checkで情報化した情報を整理する。

再評価から得られた情報をもとにして、実行するプログラムに改善や修正を加えていきます。計画や次の具体的実践に反映させるためです。

という感じです。

作業療法を受ける対象者の方の治療過程とPDCAサイクルは、かなり相性がいいのがお分かりいただけたと思います。

作業療法士自身の成長に生かすためのPDCAサイクル

作業療法士の業務でサイクルを回してみましょう。

治療業務

治療に関する業務を分解すると、一人の対象者に対して作業療法士がおこなう業務は、以下のようなプロセスです。

  • 作業療法のオーダー・作業療法開始
  • 情報収集
  • 評価・分析
  • 目標設定
  • 介入
  • 目標達成・作業療法終了

医師からオーダーをうけて、作業療法の終了までに共通して必ず行うプロセスは定形化及び効率化が可能なものがたくさんあります。時間をかけることが治療効果の向上に直結しないもの(事務手続き的内容)に関しては、短時間でたくさん処理できれば、多くの時間を作業療法対象者の方への関わりに使うことができます。作業療法の対象者の方は、より充実した治療をうけることができます。

つまり、業務の効率化が必要です。何度もなんども繰り返すような業務に関しては、きっちりと改善しようとする姿勢が必要です。この改善というのは、同じような結果であればより短い時間で得られるように、そして、同じ時間を必要とするのならより多くの結果を出せるようにすれば良いということです。

情報収集について見てみると、慣れや勘によっても効率化できます。しかし、事前準備を定形化しておくことでも効率化できますし、こちらは新人でもできます。また、評価しながら介入して、介入しながら評価するなどタスクを並列化することで時間短縮することも可能です。

PDCAサイクルで太刀打ちできないような事例は、理論上はありえません。あきらめず、時間さえ投下できれば、かならず物事が前進するのがPDCAサイクルです。

別の言い方をすれば、PDCAサイクルはどうしていいかわからないけれど、とりあえずやってみるという実践を、きちんとした正しい方向性、より良い方向性に持っていくための試行錯誤のフレームワークでした。

臨床経験浅いうちは、評価とその前段階の情報収集に時間が必要かもしれません。しかし、ちゃんとPDCAサイクルを意識して業務をこなしていけば、時間の端折り方が見えてきます。

そのためには、CとAを怠らないことが大切です。PとDやって満足する人が多いのはもったいないと思います。それを、きちんとやるからこそ、少ない時間で、対象者の方の状態を把握し、どのような働きかけを行うと効果がありそうかということが、だんだんと見えてくるのです。そして、実際にその働きかけの効果の有無、さらにより良くなるために必要ものがわかるようになります。

その他の業務

そのほか、精神科や発達・老年期の施設であればレクリエーション、行事の企画などプロジェクト系の課題に立ち向かわなければならないことも多々あると思われます。

きちんとプロジェクトとして取り組めることは、手順が決まってるのでPDCA回しやすいです。業務改善しやすいですね。

新人作業療法士向け応用方

いかに効率よく行うかということにポイントを置いてPDCAサイクルを回すのも、最初の方はありなんじゃないかと思います。

そうしてできた時間が、新しいことを勉強したり、自分がやったことをきちんと振り返る時間に使われるのであれば、その成長が対象者の方にとって良いことです。まずは、業務スピード面での成長を狙うと良いかと思います。ただし、その業務改善が、自己目的化して、本来必要な作業療法の対象者の方への関わりが乏しくなってしまうことの無いように気をつけましょう。

応用方法無限大

このPDCAサイクルは大層な感じがしますけれども、

コンセプトは単純明快

つまり

きちんと一歩ずつ前に向かって進みましょう

ということです。

困難な事例においても、知っておくことでなんらかの新しい解決を見いだすことができるかもしれませんし、逆に簡単な日常の業務もさらによりよくすることができるかもしれません。

なんとなく、ダラダラと仕事をしてしまいがちな職場やら人にはもってこいのフレームワークだと思います。本当に。

人類に普遍的な考え方なので、他の職種とも共有がしやすいのも利点です。

ぜひ、明日から使ってみてください。

まとめ

PDCAサイクルは、よりよさを追求するためのフレームワーク

成長のための強力なツールなので、作業療法士は使いこなしたい。

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目の前の作業療法対象者の方のために「きちんと頑張る」のに必要な動き方

仕事始めだった新入社員の皆さんお疲れ様でした。

また、新入社員を迎える側の作業療法士の皆さんもお疲れ様でした。

いろいろあると思いますが、それぞれ頑張ってください。

で、どう頑張ったらいいんでしょうね?

新人の皆様が明後日の努力をしてしんどい思いをすることでやめるのは、やっぱり困るので、5年OTとしていろんな場所で臨床さしてもらっての経験も踏まえての頑張り方を書いてみるので参考にして頂ければ。

ちなみに、時間のある時にでも、10000字オーバーの昨日の記事もよかったら読んでやっていただければ合わせてわかり良いかも。

【新卒の方】本当に必要なことは、まだ実現されていない【新しい環境で働く方】

なんのために頑張るの?

作業療法士として仕事を始めたばかりの時は、色々と覚えることがあって大変だと思いますが、最短で成長するためには一つ大事なマインドがあります。

なんのために頑張るかということです。

「給料のため」というのも仕事を継続するという意味では悪くは無いんですが、多くの人はお金のために頑張るとその日その日を終わらせることに頭を使うようになってしまうので、なかなか成長に繋がらないのです。

だから、成長したければお金以外の動機付けの元で頑張るのが良いです。

例えばですが、私が頑張るのはなんのためかと言いますと、もちろん対象者の方のためです。

より具体的には、自分の目の前に対象者の方がいて、その方が最大限に良い方向に変化できるようなお手伝いができるように頑張るということです。

最終的に、変化を決定づけるのは作業療法の対象者の方の意思決定によるものであって、作業療法士にできるのは所詮その後押し程度でしかありません。

しかし、その後押しを適切なタイミングで、適切な量だけ行うのが作業療法士としての腕の見せ所だと思っています。

適切な質・量での支援ができるように、日々の仕事やら研修会を頑張っているというのが、私の頑張り方の方向性です。

とまあ、こんな感じで、なんでもいいので、お金以外の動機付けで頑張れるようになりましょう。そうすると成長しやすいです。

先ほども述べましたが、お金を動機付けにすると、成長をポイントにして考えると、よろしく無いです。というのも、往往にして作業療法士は責任と仕事量のわりにお給料に恵まれない状況も多々ありますので、そういう現実を突きつけられる前に、きちんと自分が頑張れる拠り所のようなもの、すなわち方向性を設定するのがよかろうと個人的には思います。

そうすれば、お金の方があとでついてくるのではないでしょうか。一緒に責任もついて来ますが、それはまあ、別のお話ということでご容赦ください。

頑張るってでもどうすれば

で、個人的な意見ですけれども、

「頑張れ!」

という応援ですけど、

具体性に欠けるんですよね。

相手がすでに動き始めていて、出発もゴールも明確で、そこに至るまでの方法論も明らかであとは量的になんとかすればいい時に使う「頑張れ」はありでしょう。

しかし、「良い作業療法士になれるよう頑張ってください」というのはナンセンスです。そう思いませんか?

昔の日本人にはそれで良かったのだと思いますが、現代っ子にその手の投げかけは全く意味をなさない。そういうことが多いです。なぜなら、具体化できないからです。そういうプロセスを経ないままに大人になる人が、割合的に増えて来ているのは、これはもう世の中の構造的に仕方がないと思います。

新人を受け入れる側が、変わる必要のあるところだと思ってます。

要するに、頑張れというなら、より具体的に頑張り方を提示する必要があるのだろうと思います。その理由はここには書きませんが、社会的な背景とか諸々考えるとどうしてもそうせざるを得ないし、そうするべきと確信しています。

さて、ようやく本題ですが、作業療法士として頑張るというのはどうしたらいいでしょうか。

もちろん、成長する方向で頑張っていただきたいと思うのですが、どう成長したらばいいのでしょうか?

 

その成長のために起こすべき具体的なアクションはなんでしょうか。

これを読んでるみなさんはきっとそれを知りたいと思うはずです。

割と教えてくれる先輩とそうで無い人に分かれるのですが、自分は教える派です。さっさと成長してもらった方が、対象者の方の生活の質が向上する可能性が高まるからです。

自分が苦労したからと言って、後輩にも苦労させるやり方は、先ほどもちょと触れましたが、もはや時代にあいません。時代遅れです。時代が変わろうとも人間は変わらないという考え方もありますが、環境が変われば人間の行動は変わります。もちろん思考も影響を受けます。

インスタントに身につけたからと言って、必ずしも使いこなせない訳では無いと思っているので、ズバリ書いてしまいます。

「質問力」を高めよう

何を頑張ったらいいのかわからない、新人の作業療法士が頑張るべきは、

「質問力」を身につけること、磨くこと。

です。

質問力、要するに、人に何かを尋ねる能力ですね。

やりたいことも特になくて、何を頑張ったらいいのかに迷っているとしたら、まずこれを頑張って身につけてほしいと思います。

質問力を構成するのは以下のような能力です。

1)疑問を感じ

2)それを言語化し

3)投げかける

これらは、作業療法士としての成長に広がりはもちろん深みをもたらします。

疑問を感じる

好奇心という表現が正しいかどうかはわかりませんが、着目しようとする、注意を向けようとする認知機能を高めると、いいことがいろいろあります。

対象者の方自身が気がついていないようなことに気が付いたり、治療的なとっかかり、きっかけを見つける能力の向上に直結します。

自分自身の興味対象を知っておくことや、観察能力などを伸ばしたり、知識の量を増やしたりすることで、感じることのできる疑問の数は増えます。

これって、要するに質問をたくさんすればするほど、感じる疑問の数も質も深まるということですから、この好循環を生み出すためにもまずは質問いろいろしようとすることが大事だとピンと来たあなたは、実にセンスありますね。

言語化する

なんとなく感じたものを、きちんと言葉にして表現するだけでなく、論理的に整理する能力まで含めての言語化ですね。

要するに、時間をかけて読んだり、聞いたりすれば世の中の人間誰もが、その意味を理解できるようなレベルでの言語化ができるかどうか、という能力です。

自分の違和感を言葉にして表現することで、自分の感覚を当たり前のものとすることなく、客観視することができます。

また、他の事象と結びつけて、比較したりすることが容易になります。

記憶したり、思い出したりする能力にも関連します。記録をとる能力にもつながります。そもそも、評価レポート作ったりとか、ケーススタディしたりとかする時のスピードに最も関わるのはこの辺かもしれません。

いかに直感的感性を論理的思考レベルに落とし込むか、そういう能力としての言語化は、自分自身を含む様々な時間の、様々な人と思考を共有するために欠かすことのできない能力であると言えるでしょう。

投げかける

尋ねる対象となるのは、

主に2つのグループに分けられると考えます。

つまり、

・同僚や先輩、他職種

・作業療法対象者(患者、施設利用者、その家族)

でしょう。

後者は臨床能力に直結しますし、前者は広い意味での仕事のしやすさに直結します。

身につける必要がある能力としては、適正な距離感と言葉遣い含めた言動、相手への配慮などが必要ですし、相手に合わせた言語的な表現ができるかどうかに現れることでしょう。

コラム 対象者ファースト

都民ファーストをもじって、対象者ファーストと言ったら意味は伝わりますでしょうか。

先ほどの質問力と聞いて、職場の先輩を思い浮かべた人は、対象者の人を「無意識に」ないがしろににしないように気をつけてください。配慮をしているつもりでも「無意識に」その配慮が途切れるかもしれません。

そんなつもりがないのに、そんなつもりで相手が受け取ってしまって、関係性にヒビが入ることがあるのが作業療法士の仕事であり、その関係性が作業療法の場面に大きく影響するのが作業療法士の仕事です。

情けは人のためならず、と言いますが、「対象者ファーストは対象者のためならず」と言ったら変ですかね。変ですね。兎にも角にも、対象者の方のことを一番に考えてたら副作用的に自分にちゃんと結果として帰って来ますので、対象者ファーストで頑張ってください。なんらかの結果になって帰ってくるはずです。

個人的な例ですが、例えば、そういう姿勢である対象者の方の作業療法に臨んでいたらば、それを他の対象者の方が見ていてうんぬんかんぬんとかありました。

この辺は自分本位な臨床やってたら、いずれ行き詰まることになるんだろうなーというポイントだと思います。

なぜ質問力か

上記の内容を読んでいただければ、わかるように、ここで想定する成長とは、そう広がりのことですよね。

質問力が高ければ、いくらでも自分自身の世界を、効率よく広げていくことができます。同時に、リアルな人と人との繋がり、ネットワークを作成する上でも一役買います。相手に何かを尋ねるということは、その人との関係性を規定する意味性のあるやり取りの中でも重要なものの一つだからです。

インターネット全盛の時代だからこそ、身につけるべき大切な能力を効率よく習得できるのが質問をする力を身につけるということだと思っています。

 

この質問力を高める方向で、具体的にいろいろ頑張れば良いと思います。

これくらい具体的に書いとけば、何を頑張るべきか、あとは個々人で落とし込めるはずと確信しているので、この辺で筆を置くことにします。

いろいろ頑張るが具体的にイメージできなければ、「どう頑張ったらいいですか」と質問しましょう。それが具体的行動の第一歩であると確信します。

それを繰り返しているうちに、目の前の対象者の方のために何を頑張ったらいいのかが改めて自ずから見えてくると思います。

まとめ

頑張り方は書いたので

頑張るかどうかはあなた次第

頑張れ

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リハビリテーションはお手伝いじゃない 作業療法にも通じる人助けの奥義と 人助けがテーマの漫画「スケットダンス」最終巻より

(2020/07/06  割と大幅加筆修正)

作業療法士の語る「リハビリテーション」はなかなか理解されないことが多いです。でも、同じ意味を「すっ」と言ってる漫画のセリフがあるのでご紹介します。

というわけで、この記事には、まんが「スケットダンス」最終巻の壮大なネタバレが含まれています。

もし、出来れば、このスケットダンスという漫画、素敵なので、一巻から、最終巻まで自分で読んで、噛み締めていただきたいので、読むつもりがある人は、そっとブラウザバックしてください。

前置き 実体験した過剰なお手伝いを医師から提案された件

まずは、作業療法の対象者の方と一緒に作業療法中に、とあるドクターの先生から、言われた衝撃的な一言の話から入りたいと思います。

その発言とは、

「なんでやってあげないの?やってあげる方が親切だよね」

という一言。

人助けに関する見解の相違を感じた瞬間でした。

患者様が、貼り絵をやっていたのですが、確かに作業ペースはお世辞にも早いとは言えず、その先生がやれば10ぷんくらいで終わる内容に30分以上の時間をかけて取り組まれていた場面でした。その方は手伝って欲しいとも、もうやりたくないとも一言も言われていませんでしたし、むしろ楽しそうに黙々と取り組まれていました。

その時は、正直かなり戸惑いながら、「どうしようかな」と思いながら、リハビリテーションとはという話をその先生とすり合わせる作業をしました。

ぶっちゃけ、

先生それをやっちゃあ、リハビリテーションとしちゃあおしまいでしょう。

ということがありました。ご説明したら、納得はしていただけましたが、リハビリテーションの構造は継続的に説明しないといけなくてそのコストが都度発生すると、改めて確認することになりました。

困ってるのになんで代わりにやってあげないの? という呪い

リハビリテーションの現場を他職種が見た時に、

困ってるんだから、代わりにやってあげないの?

とか

ともすると、

なんで意地悪するのさ?

なんてニュアンスで、尋ねられることもあったりします。最近は、おそらく協会レベルの認識がかわってきたのでほとんど言われることがなくなってきたのですが、それでも、そのあたりは世の中の雰囲気に影響を受ける部分ですし、リハビリテーション・作業療法を語るのは難しいです。

飢えてる人に食べ物を与えるのは正しいか

スケットダンスはもうしばらくお待ちください。

たとえ話をひとつ。

先ほどの話ですが、つまり、いち作業療法士としては、直接的な対処療法は、個人的には緊急的なもので、状態安定したらすぐにやめるべきと感じています。

無用な援助の継続は、本人能力の低下に直結するからです。

とある小説に

『食べてない人に

「人はパンのみに生きるにあらず」

って言っても

うるせえ馬鹿ってなもんだろ』

という、一節がありまして、妙に気に入っているのですが、これは対処療法の重要性を端的に表現しています。対処療法は極めて有力な選択肢の一つです。

一方で、飢えてない人物にいつまでもパンを低コストで供給するのは違うだろ、って思うのです。それは、その人が、自分で自分の人生を管理する力を奪うことにつながるからです。

飢えている人には、自分でパン、もしくはそれに代わる食べ物を自らゲットする能力を身につけてもらうことが、その人の生活の豊かさを増やすことになります。

作業療法における支援の量も、評価の元に、適切な量と質で提供されないと、無用な依存を引き起こしてしまったり、逆に栄養失調を引き起こしてしまうことになります。

リハビリテーションとは、再構築である

そもそも作業療法は、リハビリテーションの方法論の一つです。ですから、リハビリテーションの枠組みを踏まえて、勝負しなければならないと思います。

つまり、その人の人生の復権に貢献しないことがらを、「手助け」と称して実行していても、それはもはや作業療法とは呼べない、別の何かということです。

それは人生の再構築とも呼べる過程の一旦であると思います。その人の人生を再構築する手助けをするのが、リハビリテーションであり、作業療法と考えます。

作業療法と人助け

繰り返しになりますが、作業療法士は、ある面では確かに「人助け」を行う仕事です。

しかし、直接的な援助をいつまでも質と量を調整せずに、供給し続けてはいけないということです。

なぜなら、当事者である作業療法の対象者が、「じぶんでできるようになる」、つまり、主体的に選択、行動、決定が行えるよう支援するのが作業療法士という仕事だからです。

ですから、生活の再構築の支援を行う作業療法士は、支援とは何か、作業療法における「人助け」とは何かを理解していなければなりませんし、それを対象者や家族、他職種と共有しておく必要があります。

漫画 「スケットダンス」最終巻における人助け

お待たせしました。スケットダンスです。この漫画のセリフが、リハビリテーションにおける人助けの根本を表現していると確信します。

ちなみに、冒頭でも多少触れましたが、スケットダンスという漫画は、高校生三人組が、いろんな問題に面白おかしく時にはシリアスに挑むなかでの、成長を描いた学園ものです。シリアス回は、いろいろと考えさせてくれる漫画だったので結構好きで、連載中から読んでおりました。

その中でも、特に感銘を受けたのが、最終巻で、主人公が自分の人助け観を語る場面でした。

それが、学園理事長から「人助け」とはなにか、と問われての以下のセリフになります。

©︎篠原健太/集英社

「理解者になること

乗り越えることは 変わることじゃなくていい

その人が 今いる位置を認めて 愛しいと思えるように

背中を押すこと」

どうでしょうか。

私個人は、初めて読んだ時に、ああ、その通りだな、と思いました。うまく言うものだなあと思いました。

このセリフは、まさに作業療法とか、リハビリテーションの理念そのまんまです。いろいろな要素を内包しています。支援する側とされる側が互いを対等な存在と感じないと、なかなか理解できないでしょう。その意味で、微妙なニュアンスをうまく伝えうる貴重なセリフだと思います。

冒頭の医師とのやり取りにこのセリフを当てはめると見えてくるものが今回伝えたかったことです

冒頭エピソードを少し振り返ってみたいと思います。

対象者さんが大切にしていたことは、「やってる、やれてる感覚」とそれを実現しつつある自分自身という存在なんですよね。決して、貼り絵がクオリティ高く仕上がることでも、ラクに出来上がることでもないんですよね。

いまの自分ができる精一杯を取り組んでいる自分自身を肯定する力こそが、作業療法対象者の主体性であり、それをそっと支えるのがリハビリテーションないし、作業療法士の仕事なのではないでしょうか。

人助けとは

「理解者になること

乗り越えることは 変わることじゃなくていい

その人が 今いる位置を認めて 愛しいと思えるように

背中を押すこと」

作業療法士にできる手助け

本人ができることを本人がやって、本人がそれでいいと思えるように支援・応援することが作業療法士の仕事と思います。

極論、方向性が正しいのであれば、直接的な介入がなくても、ちょっとした声かけを適切なタイミングで適切な量と質で行うことで、その人の支援が完結するかもしれません。

©︎篠原健太/集英社

いわゆる勇気づけってやつですね。

足りないのはもちろんいけないし、支援しすぎるのはもっとよくない。

だから作業療法士は、専門職なんですよね。その量的質的コントロールが職人技だから需要があるのだと思います。

ほんとうのところは、作業療法士なんていう職業がなくても、困っている人の周りのひとが「大丈夫だよ」とちょっと応援してあげて、本人も「ありがとうでももうちょっと頑張ってみるね」と、その相互作用でいけたら一番いいんです。作業療法士なんていらない世の中が一番いいんです。

世の人がみんなそれに代わる行為を日々行うことができるのが一番望ましいと思ってます。

でも現実はそうじゃないから、その辺はわきまえて作業療法士として対象者の方にできることをやり過ぎないようにやっていくことが大切だなーと思ってます。

ということで、以上スケットダンスから教わった「人助け」の極意でした。

蛇足

その他にも、作業療法士として参考になるなあと思った内容はたくさんあります。

たとえば、最終巻で、主人公たちが文化祭の出し物を考えるシーンがあります。そのシーンでの、やり取りや思想はまさにユニバーサルデザインを体現しています。

みんなが、個性を発揮して参加できるためにはどうしたらいいか、そのためのありようはどうあるべきかと知恵をしぼる。決してシンプルなだけでは実装が難しいため、このコストを現実では渋るんだよなあと、でも大事なんだよなあ、改めて痛感するいいお話です。

そのあとの、スイッチのあれこれとかも感動的なんで、最初から最後まで、ぜひ全巻読んでいただきたい。スケットダンス。

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「人の話を上手に聞く」するべき3つのこと しない5つのこと

ラポール形成のため「聞く力」を鍛えるためのポイントです。

なるほどなあと思いましたので、共有する記事です。
こちらのサイトから転載させていただきました。

こういう系の記事はよくあるんですが、読むたびになるほどなあと思うのは、きっと何も成長していない証で(空笑)。

作業療法士に必要な「聞く力」

作業療法士の仕事は、主に「評価」「介入」の繰り返しによって行われます。

その両方に、「聞く力」は重要です。

なぜなら、「評価」は文字どおり、作業療法対象者の方から話を聞くことによって情報を聴取するというプロセスが重要であるからで、「介入」を実行しながらその妥当性や感触を確かめるには、対象者の主観の聴取が必要が不可欠だからです。

で、その「聞く力」は、先天的な要素のみで形作られているわけではないので、練習すれば身につけることができるということです。

さて、では、どんな風にすれば身につくのか、そして、きちんと話してもらうためにはどんなことをやってはいけないのか。

それを確認して、日々の作業療法の実践に活かしたいわけです。

聞くのがうまい人の3つの特徴

では、話を聞くのがうまい人はどんな人か。

以下のような特徴があるそうです。

人の話を聴くのが上手い人はどうやってるか

    1. 相手が話し中だと相槌しかうたない
    2. 相手が話さないときは相手にまた質問する
    3. 目を見て話すが目ではなく鼻を見てる(そのほうが疲れにくいから)

一つずつみていきましょう。

1相手が話し中だと相槌しか打たない

要するに、自分の言葉で、相手の話を遮らないということです。それと同時に、相手に自分が相手の話に注意を傾けているというメッセージを発信するために相槌は非常に有効な方法であるということですね。

相手の話がワンセンテンス終わるまで、余計なことを言わない、じっくり聞く姿勢をもつというのは、作業療法士として、高齢者の方に関わったり、精神疾患のある方と一緒になんらかの活動をしているときに強く感じるところです。

相手の話を遮ることなく、きちんと聞いていることによって、相手は、自分が尊重されているという体験をし、そこに信頼関係が生まれる可能性があります。

自尊感情が傷ついている方や、心理的な傷を負っている方には、作業療法士が支持的な存在であることを表明する非言語的な手法として非常に重要です。

2相手が話さない時には相手にまた質問する

的確な質問には、相手の発言を注意深く聞いて、自分と相手の関係性を踏まえた上で発言をすることが求められます。

相手の発言を注意深く聞くということは、一言も聞き漏らさないということではなく、相手が重要だと思っている内容と、そうでないと考えている内容を判別しながら話を聞くということです。

それによって、作業療法士は、相手の趣味や嗜好、重要視していることやりたいと考えていること、価値観などに少しずつ近くことができます。

踏み込んで良い適正な距離感を示しながら、ここでも相手に興味を持っていること、自分が支持的な存在であることを示唆しながら、相手を尊重した質問を行うことが非常に大切です。

3目をみて話すが、鼻をみる

これは作業療法士としての業務経験上、かなり有効です。

対象者の方の目を見つめるというのは、よほど関係性ができていない限り、治療的に応用するのはかなり難しいです。相手の目を見つめ続けることには、親愛の情や攻撃の意思など、方向性の全く異なる様々なメッセージが含まれるからです。

とはいえ、きちんと相手に注意を払っていることを、態度で示すことも重要なので、その間をとって、相手の鼻とか目の少し下をみることによって、視線の拍子をずらすことは、意識できるできないに関わらず、相手の無用な緊張を退ける意味でそれなりに効果があります。

なお、自分は関係性ができてきたら、普段は、横並びになって目線の先を共有するようにして、相手と見つめ合うような状況ができないようにしています。意識的に。

その方が、同じ目線で、話を聞けるような、そういう気がしているからです。

とはいえ、最初から横並びで話を聞くのもなれなれしいでしょうから、関係性の構築過程にはこのような方法も大切ではないかと思います。

話を聞く時に、しない5つのこと

逆に話を聞く時にこれはやってはいけないということも紹介されていたので見ていきましょう。

人の話を聴くのが上手くなるためにやってはいけないこと

    1. 相手が話してるのを遮(さえぎ)らない
    2. 相手が何を認めて欲しいのか考えない
    3. 姿勢をのけぞらない(基本姿勢は少しまえ)
    4. 基本、正面に座らない
    5. 押し付けない(僕はこう思うけどどう思う?みたいなのがいい)

1相手の話を遮らない

相手の話を遮ると、ひょっとすると相手が、もっと大切なことを話そうと思っていたとしたら、その機会を奪うことになります。

そういう機会を奪う相手に、世の中の人は何度も話してみようと思える人ばかりではありません。

作業療法士は、すべての人から、なるべくうまく話を聞く技術が必要です。

実際の臨床では時間の都合もあるでしょうから、相手の言うことを遮らなければならないこともあるかもしれません。その時には、相手の発言を自分なりに咀嚼して「〜と言うことですね」と確認する形で遮ると、相手は自分の発言を遮られてもそこまでマイナスの印象を抱くことはないかと思います。

同様の場面で、相槌の代わりに、おうむ返しなどを活用すると、相手が考えながら喋る間を確保する効果も期待できるので、結構有効と思います。

2相手が何を認めて欲しいのか考えない

相手が大切にしていることを見極めようとしないままに、表面的に返答をしていても、結局関係性は深まらないし、「ああこの人は話を聞いてくれないのだな」と期待されることもなくなります。

期待してもらえない作業療法士ができる仕事はたかが知れています。

相手が、大切にしているもの、ことは、尊重する頭を常に持って作業療法士として仕事をしていきたいものです。

3姿勢を仰け反らない

これはもう、態度が横柄に見えると言うことと、話をしている本人からすると話半分に聞かれているなと言う印象を与えるからです。

作業療法士としては、治療的なメリットは何も感じられないので、対象者の方の話を聞く時には絶対にやめましょう。ありえません。

4基本正面に座らない

面接法などで教科書にも載っている通りで、お互いに無用な緊張を強いることになります。

正面に座ることで、対人緊張が高い人は、話もできなくなりますし、自分が話したいことや話している内容に集中できなくなります。

治療過程がスムーズに進まなくなることは、対象者の方が同じ時間で享受できる治療の量に如実に影響しますので、いち作業療法士としては重要な視点だと思います。

5押し付けない

「〜した方がいいよ」

などと言われて、そうですね!

と言える素直な人は世の中の人間の1割以下です。

表面的な話ではなく、深層心理の話です。

人のアドバイスを素直に聞けるように人間はできていません。

ですから、相手に直接的に指示的内容や、命令などを出すことはその後の自律的な行動パターンの形成に悪影響を与えます。

短期的には効果がありそうですが、長期的には実は効果の低い方法論であると言うのが作業療法士をしていて感じる実感です。

ではどうするかというと、質問で代用するのです。

誤解を恐れずにいえば、質問によって自分の口で指示したい方向に誘導します。質問によって相手が「本当はこうした方がいいと思ってるんだけども」と感じている部分を刺激して、その答えを自分の口から発言させるのです。

その日1日では効果が感じられないかも知れませんが、週単位月単位では、雲泥の差が出てきます。嘘だと思ったら、やってみてください。あっさり差が出て驚くと思います。

ポイントまとめ

この記事に書いているのは、「どう振る舞ったら相手は話をしやすくなるかなあ」と言う、あくまで一般論です。

もちろん、作業療法含む接客業においては個人によって対応の仕方を変えなくちゃいけないというのは当たり前です。しかし、一般的にはこうするといいよっていうのがわかっていると、作業療法士という自由度の高い仕事においては、いくらか気持ち的に楽です。

自分の中に、ポイントとして意識できているだけでも、自分の聞き方が問題ないかというところがチェックできるので、自分の臨床態度にも自身が持てるようになるかと思います。

上記の中で、自分が有効だと思うテクニックとしては、相手の話をきちんと聞いているということが伝わるような質問に添えて、提案や、発言ができると強いなあとよく感じます。
それに加えて、話している本人が時系列に沿って、あーだーこーだと、少しまとまりなく話していることを、びしっと要点を押さえて、その話をまとめて「あなたはこう感じたんだね」と、混乱しかけた本人の弁をまとめてうまく理解できるような、手助けとなるような形で共感が取れると間違いないです。

だって自分だってそういう人に話を聞いて欲しいですもの。

「ああ、この人は自分の話を聞いてくれて、わかってくれて、しかも共感の態度まで示してくれるんだ!」
という気になれば、やっぱり、自分はその人に対して悪い感情を抱くことはまずないと思うし、むしろ間違いなくその人とより親しくなりたいと思う、それが人間というものでしょう。

作業療法士としてはその辺をうまく、対象者の方の治療効果が最大化できるように使いこなしていきたいものです。

臨床では、作業療法士の共感的態度はとても大事

あとは、上にも書いてあるように、相手を否定しないというのも難しいけれど、非常に重要だなぁと思います。
相手がいうことが間違っている場合にも、それを否定しないでまず、いったん自分が引き受けるというか、相手が言っていることをそのまま繰り返したりして、相手が自分の言っていることを客観的にとらえることができるようなそういった手助けができることが、とても大切だとおもいます。

まずは味方であるということを認識してもらわないと、効果的な作業療法は始めようがありませんからね。

相手を否定しない態度は、作業療法士が味方であることを示し得る

終わりに

インテーク面接や、あるいは、作業の最中などに、会話を円滑に行うための「聞く力」という技術は必須だと思います。

最終的に、特に意識しなくても、あらゆる人とスムーズに会話ができるようになったらいいですね。

まとめ

作業療法士の「聞く力」は臨床力に直結する

ポイントを抑えれば「聞く力」は向上する

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