業務の流れを把握することの大切さを先輩に教わりましたので、忘れないように書いておこうと思います。

はじめに

就職してから、そろそろ一ヶ月。

作業療法士としてはたらき初めてから、いろいろたいせつだなあと思うことがありました。

その中でも、「流れ」を把握することってたいせつだよ、と先輩から教えていただいたので、書かせていただきたいとおもいます。

「流れ」とは

どの時間帯にどんなことをするのかということです。

これの次はコレ、という連続性のこと、とも言えると思います。

なぜ「流れ」の認識が大切か

まず、ルーティン化させる、つまり同じことを繰り返せば良いようにすることによって、抜けやモレなどのミスを減らして確実性を向上させることができるというメリットがあります。

次に、効率化。

最後に、役割分担が行いやすくなり、楽に結果を出すことができるようになるというメリットがあります。

流れを押さえて業務を行うためのポイント

1)順序の把握

前後の項目に因果関係があることも多いので、それらの関係性について、しっかりと把握をしながら、次に何をするべきなのかを考えることができる能力が必要になります。

これは癖みたいなものだと思うので、日常生活でも意識して生活をすると、結果につながっていくと思います。

2)質問する

また、ある程度、経験を重ねたり、あるいは、既に流れを良く知っている人に対して適切な情報を引き出すことができるような質問を行うことが大切になると思います。

自分が思いもしなかったフィードバックが得られることもあるなど、非常に有意義です。

3)観察眼

それから最後に、周りのスタッフがどのように行動しているかについて、余裕が出てきたらでかまわないので、注意を向けていくということが必要なのかなと思います。既に、部署内で自動化されている役割については、どのようにすればいいのかについて、自分から聞いていかないと誰も教えてくれないので、その足がかりという意味でも非常に大切だと思います。

4)おまけ

あと、当たり前ですけど、聞いたりした内容については、自分で実践してみるなどして意識に上るようにすることが大切なのかなあと思います。

おわりに

先輩からの受け売りを交えて、偉そうに書きましたが、ひろえもんはここに書いたことの半分もできてません。

結果につながるようにがんばりたいと思います。

一部コンテンツが閲覧できなくなっていた件について

ご連絡

サイトのデザイン変更に伴いまして、作業療法.net内の一部コンテンツが閲覧できない状態となっていましたが、これを修正しましたので、ご報告いたします。

つきましては、ブログ「ひろえもんの雑記帳」の方のデザインが変更となっております。

これまでの構成に近い形にまた修正を加えていこうとおもっています。

ご不便おかけいたしますが、ご容赦くださいませ。

今後とも、作業療法.netをみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

個人的に、祖父が孫に暴力を振るうような家族関係が実在するという事実が受け入れがたい

はじめに

いたたまれない気持ちになりました。

家族が崩壊している家庭は、確実に存在するという現実を突きつけられた気分です。

記事内容

孫の男児(3)に殴るけるなどの暴力をふるって、打撲傷を負わせたとして、香川県警三豊署は19日、三豊市の無職の祖父(45)を傷害容疑で逮捕した。

 発表によると、祖父は14日午後6時30分頃、自宅で尿を漏らした孫に腹を立て、顔を殴るなどの暴行を加え、25日間のけがを負わせた疑い。

 男児は母親(23)と姉(5)の3人暮らし。母親は仕事に行く際、2人の子どもをアパートの階下に住む独り暮らしの祖父に預けていた。母親が、市子育て支援課や同署に相談していた。調べに対し、祖父は「暴力をふるったことに間違いない」などと供述しているという。

(2013年4月20日14時42分  読売新聞)

おもったこと

そもそも45歳祖父ってところにすでに違和感がありました。

いや、べつにおかしくはないのかもしれないですが、でもしかし、やっぱり50代とかが多いのかなというような気がしているので、その辺、やっぱり違和感が。

偏見なのはいなめませんが、きっと、自分が思っているような背景はあるんだろうなという気がしています。

働き盛りのはずの40代で、無職。

なんとも言えないです。

おわりに

前々から言われているように、高度成長期以降の個人主義は、それまでの家族像を一変させているという別の側面を持っているということを、改めて実感させられる、何とも言えない内容でした。

精神科において、作業療法士が関わる患者様が抱えていらっしゃる問題には、本人の疾患の問題のみならず、家庭内における人間関係が問題となっているような場合が、かなり多くみられます。

しかもそういった問題は、経時的におおくの時間を積み重ねて、かなり根の深い問題に発展してしまっている場合が多く、なかなか簡単に解決することは困難です。

そういうことになる前の予防的な支援が大切なのかなあとか、少し考えさせられました。

また、時間的余裕があれば、後日、この家族にはどのような支援が有効で、必要なのかについて考えてみたいと思います。

鳥インフル「パンデミック可能性否定できず」 from NHK NEWS

はじめに

きわめて重要性が高いと思いましたので、恥知らずですが、全文引用です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130420/k10014056471000.html

引用記事

中国で感染者が相次いでいるH7N9型の鳥インフルエンザウイルスについて、国立感染症研究所は「ヒトへの適応性を高めており、パンデミック=世界的な大流行を起こす可能性は否定できない」とする初めての評価結果をまとめました。

国立感染症研究所はH7N9型の鳥インフルエンザウイルスについて、感染した人たちの経過やウイルスの特徴など、これまでに集めた情報を分析し、国内での対策の基礎資料となる評価結果をまとめました。
それによりますと、現時点で、ヒトからヒトへの感染は確認されていないものの、ヒトへの適応性を高めていることは明らかで、新型インフルエンザとしてパンデミック=世界的な大流行を起こす可能性は否定できないとしています。
その根拠として、ウイルスはヒトののどや鼻に感染しやすく変化している可能性があるうえ、症状が現れない鶏や野鳥、それにブタに広がってヒトの感染源になっている疑いがあることなどを挙げています。
また、抗ウイルス薬の効果が期待できることから、早期の治療によって重症例を減らせる可能性があるとしたうえで、国内での対策としては、当面、中国から帰国して、発熱などの症状がある人に積極的に検査を行う必要があるとしています。
国立感染症研究所は今後も1週間から2週間おきにH7N9型の鳥インフルエンザウイルスのリスクについて評価を行い、公表していくことにしています。

おわりに

元記事には動画もあります。

鳥インフルエンザに関しては、理屈上では、パンデミックが起こり得る可能性がいろいろな所から指摘されていますので、今後も注視していく必要があると思います。

インフルエンザワクチンが開発されると、多少は安心なのですが。

昨日先輩に「いっぱいいっぱいか(笑)!」と言われてハッとした話とか

はじめに

就職後、三週間が終わり、来週一週間がおわると、就職してから一ヶ月がすぎることになるのです。

今のありのままを書いて残しておこうと思います。

新人同志や実習生、バイザー、新人指導者OTRの諸先生方の参考にもなればいいなあ。

これを書いてる今の状況

朝Macなう。不味い。

少なくとも、ホットケーキは二度と頼まない。

macbookはすこぶる快調。

マシンパワーが無くて、もっさりする部分はあるけれど、文章を作成するためのツールとしては、使用感がとてもよいです。

こっちは買ってよかったし、人にも勧められます。

今思う、就職後の1週目と2週目

思い出すだけで、心がえぐられるようですが、自分の後学のために書き残しておこうと思います。

1週目は、緊張でガチガチになって本当にテンパっていたなぁと思います。

思い返すだけで、恥ずかしい限りです。

緊張が顔にでない方なんですが、OT部門のトップにはズバッと見抜かれてしまいました。

2週目は、とにかく吹っ切れて、細かいことを気にしないように心がけていました。

といったら語弊があるのですが、要するに萎縮しないように心がけてみました。

いざとなったら、おこられたらすむ話だと腹をくくって、とにかくやってみることにしました。

これについては、悪くなかったように思います。

実際いろいろ試してみることで、自分が勝手にだめだと思っていたことが実はやっても問題ないことであるということがわかったり、逆に自分が全く問題視していなかった部分が、実は、鈍でもなく重要な意味性を内包していたり。

と、いろいろと発見がありました。

試行錯誤は大切です。

重大な失敗は、してはけないと思いますが、より良い改善を行うために、小さな失敗を積み重ねていくことはとてもたいせつだなと思いました。

で3週目はどうだったか

2週目の延長でいろいろとやってみることにしました。

何やら講習会があるとのことなので、その講習会のスタッフに立候補してみたりとか。

いまは、とにかく新人なので時間が有り余って(?)いるので、いろいろ手探りでやってみるのも悪くないと思って、いろいろやろうと思いました。

でいろいろやっていました。

先輩の一言

そしたら、先輩に言われました。

「いっぱいいっぱいか(笑)!」

先輩はちゃかしていってくださったんですけどね。

ハッとしました。

ぐさっと、来ました。

「まーた、自分のことが見えてないな」

と思いました。

何かに夢中になると、自分に興味が行かなくなるのが、ひろえもんの悪い癖なのです。

その先輩は、こうも言ってくださいました。

「先は、長いぞ」

と。

先は長い

この言葉も、いろいろな意味合いを含んでいるなと思いました。

文字通り、就労年数には今後40年くらい先がある訳です。

そして、その40年間を継続していくためには、自分がどうあらねばならないか。

今を自分はどう生きるべきなのか。

いまが、どこにどんな風につながっていくのか。

そんなことを考えると、わくわくしてきました。

そして、ながいながい道のりを、しっかりと生きるために、今つぶれてしまわないよう、自分の管理はしっかりと責任を持ってしたいと思いました。

今後の方針

細かい業務、まだまだ身に付いていないです。

学ぶべきことは山ほどあります。

でもいまなら新人だということで、大目に見てもらえます。

とにかく、目をかけてもらえるうちにしっかりと、失敗や成功を積み重ねて行きたいです。

試行錯誤あるのみ。

先は長いのです。

その先を見据えて、今できることを今のうちにしかできないことを積み重ねていきたいです。

とりあえず、いまは日常業務の質の向上と、講習会に向けての積み重ねをしていきたいと思います。

あと、来月になっても同じことを言っていないようにしたいです。

そして、その上で自分を顧みることができるだけの余裕を持っていきたいと思います。

おわりに

やっていい失敗と、そうでない失敗の区別がつくことは大切なのでその辺は、報連相しっかりとやることで、対応していきたいです。

新人の皆さん、失敗を恐れず、がんばりましょう。

実習生諸君、おこられるのが仕事だと思って、いろいろやってみておこられましょう。

何もしないことを理由におこられるよりも遥かに有意義ですよ!!

「今日は何の日?」に使えるサイト2013年4月まとめ

はじめに

すぐに使える、「今日は何の日」を調べるためのサイトのまとめ。

まとめた理由

「あったら便利じゃない?」

と思ったので。

実際、「きょうは何の日」について、ネットを使って調べておられるOTRの方、多いと思います。

自分も何度か、インターネットを利用して調べていたのですが、何度もgoogle検索するのが面倒になってきたので、よく使うものや、個人的に面白いな、と思ったものについて、まとめてみることにしました。

参考になればうれしいです。

「今日は何の日」サイトまとめ

いかに、具体的なサイトのURL、サイト名、一言コメントなどを書いていきます。

 

今日は何の日カレンダー

 

http://today.hakodate.or.jp/default.htm

カレンダー形式になっており、直感的に検索しやすいです。年間を通して使用できます。

情報量的にも申し分ないとおもいます。とりあえず、ここを調べてみてから、関連するその他の項目を調べるというのが、ひろえもんのセオリーになってきています。

 

今日は何の日〜毎日が記念日〜

 

http://www.nnh.to

上記で紹介したサイトよりも、情報量が多い印象です。割とたくさん情報を仕入れたいときにはこちらのサイトが良いかと思います。

その他、関連して季節の花などについても同時に調べることができるので、季節感を感じることを活動目的とするようなプログラムを考える場合には非常に参考になるサイトだと思います。こちらも、年間を通して使用できます。

 

yahooきっず 今日は何の日

 

http://contents.kids.yahoo.co.jp/today/

時間がないときや、自分で考える余裕が無いとき、一項目だけがピックアップされており、そのまま使えるので重宝すると思います。

 

Wikipedia トップページの今日は何の日

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/メインページ

今日は、何の日の関連項目についてすぐに調べることができるので、いろいろ調べごとをする予定がある場合には、使い勝手が良いです。

「今日は何の日?」って何?

はじめに

作業療法で、集団活動の最初に、活動開始前のワンクッションとしてよく使う「今日は何の日」。

「今日は何の日」という活動についてのご紹介。

「今日は何の日」とは

作業療法に詳しくない方でも、ご存知の方多いと思います。

この言葉の意味するところは、文字通りで「何月何日」が「何の日」かということです。

たとえば、11月11日はといえば、何の日でしょうか?

複数ありますが、いま最もポピュラーなのは「ポッキーの日」ではないでしょうか?

「何月何日は〜の日である」

というのが、「今日は何の日?」の答えです。

使用場面

たとえば、グループ活動の最初に、集団のメンバーに対して日時を問いかけ、その後日時に対する興味関心を増しグループの凝集性を高めたりする目的で使用します。(その他にも様々な目的で使用します。)

また、日時の見当識を自然な流れのなかでチェックできるメリットがあります。

その他、使い方によって対象者からいろいろな反応を引き出すことが期待できます。

おわりに

うまくつかえば、いろいろな効果が得られるのが「今日は何の日」という話題です。

ひろえもんは、まだまだこれを使いこなせていないので、もっともっと努力をして参ります。

フィードバックは大切だ!!でも、実践ってどうするの?そもそもフィードバックって何や?を自分なりに考えてみました。

はじめに

フィードバックは差異を作る一つの有力な方法。

リハビリテーションである、作業療法にとっては重要な意味を持つ。

フィードバックとは

ある事柄についての、情報、評価を対象者や関連する人に返すこと。

たとえば、総合臨床実習や新人研修などにおいて、一日の終わりなどに実施される。

違い(差異)を作るためのフィードバック

  1. 現状を認識する
  2. 求めている変化を自覚する
  3. 変化の起こし方を考える
  4. 変化とその周辺を継続的に、情報収集し、評価する
  5. 結果について、情報の出力を行う
  6. きちんと伝達する(フィードバックする。)

現状を認識する

あるがまま、ありのままを、情報化する。(現状認識)

求めている変化を自覚する

どうしたいのか、どうなりたいのか(目標)

変化の起こし方を考える

現状と目標の差異を認識し、それを埋めるための具体的な方法を模索する(戦略)

変化とその周辺を継続的に、情報収集し、評価する

変化を見落とさない(注意)

結果について、情報の出力を行う

変化の内容が十分に情報化されている(情報化)

きちんと伝達する

相手に伝わらなければ意味が無い(伝達)

おわりに

リハビリテーションは、変化を求めて実施したり、あるいは維持を目的におこなう期間のあるものとされています。

昨日、とある事柄がきっかけでフィードバックって大切だなと思ったので、自分なりにまとめてみました。

たとえば、フィードバックの使い方一つで、有効性を確認できたり、あるいは、自信が高まったりして、次の活動が変化していきます。

そして、作業療法実施の場面においても、常にこれを意識することによって、状況が漫然と進行したり、あるいは重要な「なにか」が流れていってしまうことを防げるのかなあ、と思います。

実習生や新人OTの一つの課題だとおもいます。

がんばろー。

先輩OTから聞いた論文を書いておくべき3つの理由

はじめに

作業療法士は論文を書きます。

とある先輩がなぜ論文を書くべきかについて語ってくださったのですが、そうだなあと思ったので紹介します。

主に症例報告を想定した内容でしたが、その他の論文でも役に立つことかなと思います。

論文を書くべき理由について

自分自身が情報を整理できる

自分の体験や経験を言語化することによって、どんなことが起こっていたのかを客観的にみることができる。

また、さまざまなモデルと比較したり、いろいろな要素に分割したりと考えるきっかけになり、そこから新たな学びが始まる。

後々思い出しやすい

自分がやってきたことを記述するので、外部記憶として論文が利用できる。

人に話したりするときにも使える

論文が対象とした事柄について、話すことが必要となるような場面において論文に書いたことがそのまま流用できることがある。

また、文字化して他人と共有することが、新しいつながりを作るきっかけとなる。

おわりに

いかがでしたでしょう。

論文は、どのレベルのものでもかまわないから、2年目までにとりあえず何か1本書くことを目標にするといいんじゃないかというアドバイスもくださいました。

いろいろなメリットが実感できましたが、特に、自分が何かをしたことの証となるという点が重要なのかなと思いました。

論文書いていきたいです。