えー、一年も残すところわずか11ヶ月となりました。
国試も近づいておりますし、起きてる時間は極力勉強したいと思いますが、本日、呑んで帰りまして、しこたま呑みましたせいで、ろくに頭が働きません。
明日でサイト三ヶ月目です。
普段より、目をかけていただいている皆様には、ただただ感謝でございます。
経験不足、知識不足など、至らぬ点は多々ありますが、、今後とも、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。
酔ってるなあ笑
一月は犬
「作業」を介して人を癒し、治療する「作業療法」のサイト
えー、一年も残すところわずか11ヶ月となりました。
国試も近づいておりますし、起きてる時間は極力勉強したいと思いますが、本日、呑んで帰りまして、しこたま呑みましたせいで、ろくに頭が働きません。
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一月は犬
ニュースでご存知の方もいらっしゃると思いますが、ダニを介して感染する、「重症熱性血小板減少症候群」が、日本で初めて観測されました。
それに関して、国立感染症研究所の声明が発表されていました。
重要性が高いと思いましたので、全文引用で記載します。
重症熱性血小板減少症候群(severe fever with thrombocytopenia syndrome,SFTS)はブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類される新規ウイルス、SFTSウイルス(SFTSV)、によるダニ媒介性感染症である。2011年に中国でSFTSと命名された新規感染性疾患が報告されて以来1) 、中国国内の調査から現在7つの省(遼寧省、山東省、江蘇省、安徽省、河南省、河北省、浙江省)で患者発生が確認されている1, 2) 。国内で初めて、発熱や血小板減少等の症状を呈し亡くなられた患者が、ウイルス学的にSFTSVによる感染症と診断されたので報告する。
2012年秋、海外渡航歴のない成人患者に、発熱、嘔吐、下痢(黒色便)が出現した。入院時身体所見では、明らかなダニ咬傷はなく、血液検査所見では、白血球数(400/mm3)と血小板数(8.9×104/mm3)が著明に低下していた。また、AST、ALT、LDH、CKの高値が認められた。血液凝固系の異常、フェリチンの著明な上昇も認められた。尿検査で血尿、蛋白尿が認められた。胸腹部単純CTでは右腋窩リンパ節腫大を認めた。骨髄穿刺検査により、マクロファージによる血球貪食像を伴う低形成髄の所見が認められた。その後に四肢脱力および肉眼的血尿と多量の黒色便を認め、全身状態が不良となり死亡した。入院中に採取された血液からウイルスが分離され、SFTSVと同定された。また血液中にSFTSV遺伝子が含まれることが確認された。血清はELISA、IF法によるSFTSVに対する抗体検査において陰性であった。病理組織においてSFTSVの抗原及び核酸が確認された。
SFTSVは3分節の1本鎖RNAを有するウイルスで、クリミア・コンゴ出血熱やリフトバレー熱、腎症候性出血熱やハンタウイルス肺症候群の原因ウイルスと同様にブニヤウイルス科に属する。中国からの報告では、マダニ[フタトゲチマダニ(Haemophysalis longicornis )、オウシマダニ(Rhipicephalus microplus )]からウイルスが分離されており1, 3) 、SFTSVの宿主はダニであると考えられている。また、ダニに咬まれることの多い哺乳動物からSFTSVに対する抗体が検出されていることから、これらの動物もSFTSVに感染するものと考えられる1) 。ヒトへの感染は、SFTSVを有するダニに咬まれることによるが、他に患者血液や体液との直接接触による感染も報告されている4) 。ウイルス血症を伴う動物との接触による感染経路もあり得ると考えられる。SFTSVに感染すると6日~2週間の潜伏期を経て、発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)、頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳、咽頭痛)、出血症状(紫斑、下血)等の症状が出現し、致死率は10%を超える1, 5) 。SFTSはダニ媒介性ウイルス感染症であることから、流行期はダニの活動が活発化する春から秋と考えられる。ダニは日本国内に広く分布する。ただし、詳細はこれからの研究を待たなくてはならない。
確定診断には、血液などからのSFTSVの分離・同定、RT-PCRによるSFTSV遺伝子検出、急性期及び回復期におけるSFTSVに対する血清IgG抗体価、中和抗体価の有意な上昇の確認が必要であり、現在国立感染症研究所ウイルス第一部で検査が可能である。治療に関しては、リバビリン使用の報告があるが2) 、その有効性は確認されていない。基本的に対症療法となる。有効なワクチンはない。
医療機関における院内感染予防には、ヒトからヒトに感染する接触感染経路があることから4) 、標準予防策の遵守が重要である。また、臨床症状が似た患者を診た場合にはSFTSを鑑別診断に挙げることが重要である。
SFTSVに感染しないようにするには、ダニに咬まれないようにすることが重要である。草むらや藪など、ダニの生息する場所に入る場合には、長袖の服、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくすることが重要である。
SFTSが疑われる患者を診た場合には、最寄りの保健所、または、国立感染症研究所問い合わせ窓口(info[アットマーク]nih.go.jp)に連絡していただきたい。
*[アットマーク]は@に置き換えて送信してください。参考文献
1) Yu XJ, et al., N Engl J Med 364:1523-32, 2011
2) Li S, et al., Biosci Trends 5:273-6, 2011
3) Zhang YZ, et al., J Virol 86:2864-8, 2012
4) Tang X, et al., J Infect Dis ahead of print. 2013
5) Xu B, et al., PLoS Pathog 7:e1002369, 2011国立感染症研究所ウイルス第一部 西條政幸 下島昌幸
同感染症情報センター 山岸拓也 大石和徳
同獣医科学部 森川 茂
同感染病理部 長谷川秀樹
引用先:http://www.nih.go.jp/niid/ja/sfts/sfts-iasrs/3142-pr3963.html
たばこ、「やめたいけれど、やめられない」という方、少なくないのではないでしょうか?
ひろえもんの友人にも、がんばって禁煙しているのが2、3人おります。
「数日間は、がんばるけれども、やっぱりやめられない」っというパターンのが多いみたいですね。
タバコは、税金吹っかけられて、値上がりする一方ですし、健康リスクは吸えば数ほど高まりますし、ご飯は美味しくなくなりますし。
何より、高額納税者なのに、ある意味、とっても社会貢献してるのに、社会からは全く尊敬されません。
以上のように、デメリットを数えるのはとても容易です笑。
こうやって、やめるための理由には事欠かないくせに、それでもやめられない。
そんなタバコが、やめたいのに、やめられない、止まらない方へ朗報です。
なんと、衝動をもたらす脳の部位にたいして磁場を当てることによって、喫煙欲求を低下させることに成功したそうです。
どういうことかというと、つまり、どんなに意志が弱くても、禁煙できるようになるということです。喫煙欲求が低下すれば、やめたいという気持ちが自然と勝るわけですから。
この新しい方法は、理化学研究所の林拓也副チームリーダーとカナダのマギル大学の研究チームによって、考案されたそうです。
この研究の画期的なところは、外部から直接的に、依存欲求を低下させることができた点にあります。
これが意味するところは、つまり、薬物やアルコールなどの依存症などの治療法においても、応用が利くということです。
たとえば、現在は、精神依存がなくなるまでに、比較的日数が必要とされている症例が、今回発表された治療法を応用した、新しい治療法を受けることによって、治療期間を短縮したり、治療効果を確実なものとすることができる可能性があります。
とても、この研究はとても意義の大きいものだと思います。
この研究によって、喫煙の欲求には認知などを担う大脳前頭前野の腹内側部や背外側面が関係していることが明らかとなりました。
これを明らかにするための方法として以下のような方法がつかわれたとのこと。
研究チームは10人の喫煙者に喫煙シーンのビデオなどを見せて脳の活動を測った。視聴後にたばこが吸えるとわかっていると、背外側面が盛んに働いた。
(中略)
詳細に調べると、背外側面は周囲の状況に応じて欲求を促す働きをしており、その影響で腹内側部が喫煙したい衝動をつくっていた。
実験では脳機能を調べる「経頭蓋磁気刺激法」の磁場を利用した。
日本経済新聞 2013/1/29 5:00
シンプルですが、それゆえ、分かりやすく、的確で、「すごいなあ」と思いました。調べたいことを、的確に調べるのって、意外と難しいと思うからです。
ひろえもんは、タバコ吸わないんですが、免許証とるときに、自動車教習所で出会ったとある「おねいさん」から、
「タバコは、二十歳でやめるモノ」
という、大変趣深いお言葉を頂いたのが、非常に心に残っております。
マイルドセブンも名前が変わります。社会の風当たりは、愛煙家に対して、ますます厳しくなる一方です。
禁煙中の皆さん、治療法として確立するのはまだ、先です。
とりあえず、がんばって、禁煙生活を続けてくださいませ。
心の底から応援いたしております。
参考:
脳に磁場あて喫煙欲求抑制 理研など 薬物依存症治療に道 - 日本経済新聞
たばこの「マイルドセブン」新名称に - NHK NEWSWEB
ネットの記事を流し読みしていたらですね。
こんな記事があったのですよ。
相貌失認については、詳しくは上記を見ていただくとして、結構、個人的には非常に衝撃的でした。
何が衝撃的だったかというと、自分が「相貌失認みんな知らないの?」っと、何気なく、何の気なしに、何も考えずに、そういう風に思ったことです。
つまり、自分の感覚と世間の常識がずれていることに、はたと気が付かされたわけです。
それがきっかけで、作業療法士養成課程で今まで学んできたことを振り返って見ました。
すると、確かに、専門課程にて、勉強してきたことは、ここで勉強しなければ、きっと、一生知りえなかっただろうなと思うことが、非常にたくさんありました。
作業療法学の基礎となる部分についての、高次脳機能等に関する、専門的な知識って、あんまり、社会的に認知度が高くないんだなーと思いました。
個人的には、いま、特に、国家試験の勉強中ですので、そのせいで、感覚がより、世間一般からかい離しているような、そんな気がします。
何で、世間的理解を深めないといけないかというと、知らないと、やっぱり、助けようがないし、「奇妙だ」「変だ」となって、拒絶に行っちゃうことが多いと思うのです。
自分自身、実際、作業療法学の勉強する前と、した後とで、精神疾患や高次脳機能障害を持っている方を見た時の、その方へのとらえ方は、きっと大きく変化していると思います。
最も、実際に、社会でおみかけすることが無かったので、比べようがありませんが、でも、ひょっとすると、そうした症状が出ている人が社会の中で生活していたけれども、それに、気が付くことができていなかっただけかもしれません。
世間的な理解が進めば、「変だ」「奇妙だ」の先にある、「どんなところに困っているのだろう」「どんな支援が必要なのだろう」に行くことができると思うのです。
どうしたらよいでしょうね。
社会的認知度が高まらない一つの理由として、目にする機会がないというものがあると思います。
つまり、社会でなかなか、高次脳機能障害を持った方と接する機会がないという現状があって、それが一つの理由となっているのではないかと思うのです。
これを、どうにかすることができれば、何か変わるかもしれません。
また、簡単に入手できる情報が少ないというのも、一つの原因だと思います。
たとえば、先ほども述べましたが、自分の場合、作業療法士養育過程において、教科書などで学ぶ機会が無ければ、きっと、高次脳機能障害や精神疾患についての知識を、体系的に持つことなどあり得なかったと思うのです。
ですから、より簡単にそう行った情報が手に入れられるように、情報入手のハードルを下げる試みをしていくことも一つの手段として重要だと思います。
たとえば、今回の冒頭で、ご紹介したように、情報をインターネット上に掲載するというのも、一つの有効な手段だと思います。
いまや、若い人だけではなく、全年齢が、インターネットに手を伸ばすことができる時代ですから。
さて、乙武先生が、とあるつぶやきをされておられました。
そのつぶやきを引用して、記事を終わりたいと思います。
4.日本は、新たなステージを迎えたのかもしれない。僕のような「目に見える」障害者への理解はずいぶんと進んだ。次は、「見えにくい」障害に対する理解や配慮だ。精神障害や発達障害など、理解されずに苦しんでいる人が多くいる。同性愛や性同一性障害など、少数派であることで苦しむ人々もいる。
— 乙武 洋匡さん (@h_ototake) 2013年1月28日
自分も、乙武先生がおっしゃっておられるような、「目に見えない障害」に対する理解にも、幾ばくかの貢献ができればと思います。
記憶力に自信がない全国の同志の皆さん、ニュースです。
「空腹の方が記憶力が増す」
ハエの実験から、そんなことがわかったそうな。
つまり、まだ、ハエでしか証明はできていないそう。
でも人間にも応用できるかもしれないそう。
ちなみに、空腹と記憶力に関連があることを実験で確認したのは世界で初めて。
東京都医学総合研究所のグループがアメリカの科学誌「サイエンス」に、ショウジョウバエを使って、『食事をとらず、空腹状態になると記憶力が向上する』という研究結果を得たことを発表したそうです。
具体的な研究方法は、「対照実験」と「パブロフの犬もどき(あれは条件反射ですが)」の組み合わせです。
まず、満腹のハエと、餌をもらっていないハエ、を用意します。
次に、双方にそれぞれに、臭いをかがせ、同時にハエが嫌がる刺激を与えます。
すると、ハエは、その香りは危険であると学習し、臭いに近づかなくなります。
そして、通常であれば、刺激を反復しない限り、ハエはそのを学習したことを、翌日には忘れてしまうらしいのです。
ところが、絶食状態にしたハエは、たった一回の刺激で、翌日になってもその臭いと刺激の関連性を覚えているということが発見されたというのが今回の研究のキモです。
実際には、嫌な臭いから遠ざかる「正解」を選んだハエの割合を点数化したところ、9〜16時間絶食させたハエは、満腹のハエの約2倍の得点だったそうです。
つまり、ある程度の空腹は、記憶力を向上させる上で、有用であるということが、ハエの場合において、立証されたという事です。
自分の経験でも、実際、ご飯を食べた後にした勉強は、今一つ覚えがわるいような気がします。
ハエの場合には、空腹時にインスリンが下がると、活性化する「CRTC」というたんぱく質があるらしいのですが、そのCRTCのハエの脳内での働きを阻害すると、絶食させても記憶力がそれほど高まらなかったため、CRTCの活性化が記憶力を向上させていると結論付けたそうです。
一方で、極度の空腹になると、逆に記憶力が低下するとのこと。
これも、自分の経験に照らし合わせて、納得の行くないようだなあと思いました。
@otfighter そうなんですよねー。少し空いてる感じがいいですねー。空きすぎても駄目で、お腹のベストな時間があるわけでー。
— まんまみあんさん (@manmamian) 2013年1月26日
こんなご意見もいただいておりますし、皆さん結構心当たりがあるのでは笑?
齊藤実参事研究員のことば
「研究を進めなければ断定的なことは言えないが、人間も、ご飯を食べる前に勉強した方が、物事をよく記憶できるということを示唆しているのではないか」
期待せずにはいられません。
記憶力が悪いので、ぜひ参考にしたいところです。
と思っていたら。
平野研究員のことば
「適度な空腹が記憶力アップに良いようだ。ただし、人間の認知機能は複雑。記憶力を上げようと、受験生は絶食したりしないで」
あらら笑。
でも日経新聞なんかだと
人間でも同じ仕組みが働いている可能性があり、朝食前の空腹時に勉強するとより効率よく記憶できるかもしれないという。
とかって、書いてるんですよね。
情報が錯そうしております。
ひょっとすると、将来的には、この研究がきっかけで、学校給食の量や内容、あるいは、暗記科目は給食時間後ではなく、給食時間前に行うようにするなどの時間割変更などが行われるなど、教育の現場がいろいろと変わるかもしれませんね。
ひろえもんはこのニュースを読んで、灰谷健次郎先生の「兎の目」を久々に読み返したくなりました笑
参考:
2期目スタートのオバマ米大統領、額にまたハエ止まる
作業療法全く関係ないです。
こともないか。
障害と偏見の話です。
twitterで、はるかぜちゃんさん(@harukazechan)が、
明光義塾のだるま先生だぬっ(ω)どこから見ても乙武先生だぬ(ω) p.twipple.jp/FzF78 RT @nekokan_nya: @harukazechan だるま先生って誰ですか?
— はるかぜちゃんさん (@harukazechan) 2013年1月25日
と、ツイートしたところ、不謹慎だという意見が山のように来たそうな。
はるかぜちゃんさんは、こちらが自己卑下したくなるくらいすごいお方でございまして、個人的に、すっごく尊敬しております。
ふざけてますが、本当に考え方が、大人のそれですし、下手な大人、たとえば、ひろえもんよりも、しっかりしています。
言ってることは、どれも正論なうえ、きちんと、道筋をつけて、他の人が読んでも、納得がいくような、論法です。
そして、いわゆる「きれいなこころ」「じゅんすいさ」の持ち主です。
これまでも、先入観や、バイアスに縛られることなく、問題の本質を、ズバッと言い当ててきました。
そんな彼女ですが、twitter上で乙武さんについて、上記のようなつぶやきをしたところ、以下のようなことになったそうです。
はるかぜちゃん @harukazechan 乙武洋匡さん @h_ototake を「明光義塾のダルマ先生ににてる」と言ったら何故か不謹慎と言われる - togetter
それに対する乙武先生の見解。
乙武先生も、個人的に、大好きでして、尊敬もしております。
乙武先生は、相手の感情をきちんとくみ取って言語化しながら、感情論と、そうでない部分を切り分けて対処することが、とても上手です。
そういうところが、とてもすごいなあ、と思います。
あいてが、ほんとのところどう思ってるのかという、そういうところが大事なのであって、特定の個人に対して向けられた発言を、第三者がとやかく言うから、問題がこじれるのでしょうね。
そういう風に感じました。
こちらが、自分勝手に気を回すより、相手がどう思っているのかを直接コミュニケーションして読み取ることが、重要なのだと思いました。
はるかぜちゃんさんにたいしては、こんな意見もありますので、紹介までに。
個人的には、春名風香さん、境界性パーソナリティでもなんでもなく、ちょっと頭がいいだけという気がするのですが。
才能が、非才を傷つけるというのは、まあ、あるのでしょうね。
年端もいかない子供に、正論吐かれるとしんどいですし。
でも、正論は正論として、受け止められるのは、大人としての一つの在り方だと、おもいます。。
子供の言う事に目くじら立てて突っかかっていく大人をみてると悲しくなります。
追記 2013/01/27
乙武先生が追加のコメントを公式ブログ上に公開されていました。
リンク張っておきます。
それ行け、だるま先生! - OTO ZONE | ototake.com(2022年9月20日、現在全く別のページにリダイレクトされるのでリンクを削除してます)
関連記事:「住宅扶助費も医療費も生活保護費としてワンバスケットにすべき」との橋本徹維新代表代行のついーとを読んで
ついに来たか―、という感じですね。
しかし、一度上がった、生活水準を落とすのは、なかなか大変です。
その支援がないと、生活崩壊してしまう人もいるかもしれません。
厚生労働省は23日の自民党厚労部会で、生活保護費のうち日常生活の費用である「生活扶助費」の引き下げに関し、世帯ごとの給付水準の引き下げ幅は最大で10%とするなどとした見直し案を示した。
見直し案では、〈1〉年齢や世帯人数、地域に応じて調整する〈2〉前回見直しの2008年以降の物価下落分を反映する〈3〉来年度から3年間かけて段階的に実施する――との考え方が提示された。厚労省は生活扶助費の引き下げ幅について6~7%引き下げる方向だったが、デフレによる物価下落分が5%に膨らみ、8%になる見通しとなっている。
2013年1月23日23時18分 読売新聞
しかしながら、これくらいやらないと、もうこの国の財政は回らないということですね。
いよいよ、せっぱつまってる感じです。
この流れで行くと、財政の健全化を目指すのであれば、社会福祉もこれからどんどん縮小でしょう。
あるいは、予防医学の充実の方に、予算が流れていくはずです。
ところで、よくtwitter上にて、生活保護費の減額と、景気刺激対策のお金を混同している人がいますが、前者はほぼ譲渡であり、後者は貸与、または、投資に近い性質のものであり、全く性質が違います。
という理解をしてるんですが、この認識違うんでしょうか。
違うと思う人、経済に詳しい人、教えていただけると幸いです。
変形性関節症は、術後リハビリテーションが必要となる疾患の一つです。
現在は。
そんな現状が、変わるかもしれません。
東大大学院の研究グループは、「Notch」と呼ばれる受容体タンパク質が変形性膝関節症に関与していることを解明した。高齢者の生活の質(QOL)を低下させるロコモティブシンドロームの代表的疾患である変形性膝関節症の治療法や、創薬につながる可能性があるという。
(中略)
東大大学院医学系研究科の川口浩准教授や、同研究科生の保坂陽子氏、東大医学部附属病院の斎藤琢特任准教授らの研究グループは、本来は永久に軟骨であるはずの関節軟骨が骨化する「軟骨内骨化」が発症に関与していると考察。マウスで実験を行い、軟骨内骨化に受容体タンパク質Notchと、そのシグナル分子の「Rbpjk」が中心的な役割を果たしていることを突き止めた。
医療介護 CBニュースより
変形性膝関節症は、現在は、重症化した場合には、関節置換術などの外科的な手法も必要とされている疾患です。
将来的には、薬をのむだけで、重症化を防ぐことができるようになるかもしれません。
togetter上にまとめられていた、「承認欲求の呼び声」。
タイトルだけでピンと来た人は、神話生物よりも恐ろしいものが、そこにはあったことがわかります。
1D3のSAN値減少です。
ダイスを振ってください笑。
via Roll dem dice! at CHUCK-a-CON Game Sales!
@raurublockさんのこのツイートが全ての始まり。
SAN値の代わりに「自己愛値」を持つRPGはどうだろう。いろんな場面で「さあ自己愛チェックだ、失敗したら1D20の自己愛値減少!」とか。タイトルはそうだな、「承認欲求の呼び声」あたりで
— ultravioletさん (@raurublock) 1月 22, 2013
なじみのない方がほとんどだと思います。
クトゥルフ神話を題材にしたTRPG「クトゥルフの呼び声」で使われたパラメーター。プレイヤーがどれだけ理性を保持しているか、どれだけ精神的ショックに耐えられるかを指す。語源は英単語のSanity(正気、健全さ)から。
このパラメーターは怪異をのぞきこむたびに減少するが、一度に(あるいは一定時間内に)定められた値以下に減少すると狂気に陥り、ゼロになると完全に発狂してしまう。
SAN値 - ニコニコ大百科(仮)
TRPGっていうのは、Table Role Playing Game の略で、文字通り、サイコロ等の専用の道具を用いて行う、対話型の卓上遊戯です。
今日、ロールプレイングゲーム(RPG)というと、テレビゲームを思い浮かべることが多いです。
が、本来の、元祖大本のRPGゲームは、こんな感じで楽しむものだったそうですよ。
TRPGの面白いところは、プレイヤーだけでなく、ゲームマスター(GM)と呼ばれる進行役がいるところ。で、このGMがプレイヤーの言動をどのように処理するかによって、物語の進行が変化します。
これらの処理を迅速に行うための、ルールおよびゲームの舞台となる世界設定を、一般にシステムといいます。
TRPGでは、GMとなる人間が、システムの世界設定とルールを元に独自にシステムを作ります。そして、参加プレイヤーに役割を与える。そうして役割を与えられた、プレイヤーたちは自らに与えられた役割を演じながらシナリオを進めていくことになります。
TRPGの特徴については引用
TRPGの最大の特徴はその高い自由度である。
ゲームのシナリオ作成も、進行も生の人間が相手となるため、非常に自由度が高い。この自由度と役割を演じる(ロール)の楽しさこそがTRPGの最大の魅力である。
GMであれば、ドラクエでもFFでもリングでもどのような物語でも作ることが可能であり、PLならばその世界の中で最低限の規範を守ればあとは自分の思う行動を取ることができる。そのように世界と物語を作り、役になりきることがTRPGの楽しさである。しかし、その反面TRPGの高い自由度がプレイヤー達を惑わしたり、逆にPLの我儘(マンチ)やGMの横暴(吟遊詩人GM)を発生させやすいという問題もある。
またゲームの大半が演技とコミュニケーションで成立しているため、黙りこんでしまったりするとシナリオの進行にまで支障をきたすこともある。このようにTRPGは良くも悪くもその人次第であることも大きな特徴である。
TRPG - ニコニコ大百科(仮)
twitterのつぶやきをまとめるwebサービスであるtogetterでのまとめで話題となっていました。
いいなぁ「承認欲求の呼び声」。マジで遊んでみたい。悲しいことがあったり、独りぼっちになったりするたびに、ゲームマスターが「さあ、自己愛値を判定しよう。ダイスロールするんだ」って言うんだろうな。舞台は、どこかの学園のスクールカースト、修学旅行や文化祭をロールプレイするわけか。
— p_shirokumaさん (@twit_shirokuma) 1月 22, 2013
これに対して
@twit_shirokuma @raurublock GM「君は今修学旅行のバスの中だ。おっと、君の親友がクラスメイトの女子──密かに好意を持っている子だ──と隣り合って座っている。親密な雰囲気だ。ここで自己愛ロールをしてみよう……」
— しの(2013)さん (@raf00) 1月 22, 2013
つづきます
@raurublock @raf00 自己愛ロールに失敗したら、修学旅行中の判断力に-50%のペナルティと、メンタルヘルス値に-20%のペナルティを蒙るんですね!きついキャンペーンになりそうです。
— p_shirokumaさん (@twit_shirokuma) 1月 22, 2013
などなど。
面白い発想がポンポンと。
TRPGを作業として用いると、どういうことが起こるのだろう。
どんな目的で、どんな対象者に対して用いると、面白いことが起きるだろう。
考えれば考えるほど面白い。
良かったら、どなたか「承認欲求の呼び声」、完成させてみませんか?
参考:
TRPGのおおざっぱな概要と妙味が良くわかる動画
(※softalk音声注意)
とあるTRPGセッションの再現動画です。
生活保護を受けていると、節約という観点がなくなるのは感覚として、理解ができます。
全員がそうではないはずですし、むしろ、そういった人は少数派であると信じていますが、それでもやはり、生活保護費もらった額は、使い切ってしまおうという発想はある種なんというか、ヒトらしい発想だと思います。
さて、橋本大阪市長がツイッターで上記のような生活保護に関する特性を問題視したツイートを行っておられたようです。
結局行政が全てチェックすることは不可能であり、市場によるチェックに委ねるざるを得ません。そのためには当事者にインセンティブを与えるべき。今の生活保護制度の欠陥は、受給権者が節約する動機付けがないことです。医療費も使い放題。住宅扶助費もマックスまで。
生活保護費をワンバスケットにし、医療費や住宅費を節約すればその分生活費に余裕が出るようにする。
無駄遣いを減らすための動機づけを行うためには、なかなかいい発想だと思います。そうすれば、「節約する」という選択肢が生まれ、無駄な医療費が削減できるかもしれません。
ただし、現実として、とんでもない問題がいくつも起こりそうな気がします。
とくに精神疾患を抱えた人の場合で、そのあたりのコントロールが困難な場合をどうするのかといった問題が発生すると考えられます。
前頭葉機能が減弱している場合には、欲望のコントロールがしにくいですので、計画的にお金を使ったりすることが難しいといった症状もあると思います。
そうした点において、ワンバスケットにしてしまうというのは、彼らをとんでもないリスクの中においてしまうということにつながるのではないかと、心配になりました。
現場の様子をきっちりと上にあげていかないと、そういう政治参加もしないと、専門家として、作業療法士は義務を果たしてないことになるのかなあ。
参考:http://www.data-max.co.jp/2013/01/09/post_16449_tw_dm1715_2.html