夏休みとか実習とか、そのあとの卒論とか卒試とかありますけれども、国試の勉強のタイミングについて

ひろえもん
0

「国司の勉強なんて無駄」

「臨床に出ても役には立たないから、資格取得のためと割り切って勉強しなさい」

という先輩方からのありがたい助言を受けて、約一か月程度氏から真面目に試験勉強しなかった過去の自分をひたすらに反省する昨今です。

もう、国家試験の時に勉強した内容なんて、よっぽど面白い内容でない限り覚えていません。

つまり、国家試験の勉強は、残念ながら臨床ではそのまま使えませんでした。

日々の臨床で使う内容ばかりだったら、ことあるごとに思い出すわけで、そしたらぜったいに覚えているわけですから。

だからといって、勉強しなかったら合格率はさがるので、しっかり勉強しないといけないわけです。

とはいえ、学生時代に遊んでおかなかったら、正直あんまり遊べる職業でもありません。

実際。

仕事終わりに、遊びに出ようかという元気がある作業療法士は一クラス中に数える程度しかいませんね、自分と同じ卒業生だと。

稼ぎを求めるひとが担う職業ではないというのが、これまでであり、現状であると思うのです。

「年収1000万円稼げない職業には夢がない」

と、作業療法士の資格を使って働くのをやめた人がいるという話も、どっかの先生から聞いたような聞かなかったような。

話はそれましたけれども、実際振れ幅大きく遊んでおいたほうが、レクリエーション場面やら退院後の生活のイメージなどで役に立つのは事実なので、勉強一辺倒よりは、勉強そこそこに、しっかり遊んでる人のほうが楽しそうに仕事をしている印象がかなり強いのです。

ようするに、勉強はそこそこにしっかり遊んでおいたほうが、遊びのある作業療法士になれるし、いいんじゃないかなーってことです。

もっといえば、国家試験の勉強はほどほどにしておけばいいとおもいます。

で、結局どの程度勉強しておけばいいのかという話ですが、自分の場合は、前にも書いてると思うのですが、ある意味山を張りました。

具体的には、一つの問題集しかやりませんでした。

それをそこそこのレベルまで仕上げました。

これは、一つの仮説に基づく戦略です。

その仮説とは、「国としては、ある程度の作業療法士の資格保有者の排出が求められている」というものです。

少子高齢社会の到来で、リハビリテーション関連の職業は不足しているといわれているので、あんまりたくさん不合格者を出すのもある意味で冒険なんですね。

と、なると、過去の問題とあんまり大きく傾向を変えることはしたくないわけです。

なぜなら、受験者の多くは過去の問題を参考にして勉強しており、あんまり応用も効かない可能性が高い。

ましてや、教科書から、まったく問題になったことがないような分野の問題を出題した日には誰も解くことができない可能性が高い。

なので、ほぼほぼ過去問と変更のないそういう内容が出題される、そう読んだわけです。

だから、問題集を活用して可能な限り効率的に勉強しようとおもったので、実際にそうしました。

一か月とちょっとしか、まともに国家試験用の勉強はしていません。

さて、その結果一応合格は致しました。

実はオチがありまして、この戦略のもとにした仮説は半分あたりで、半分はずれでした。

というのも、午前中の問題は、確かにほとんどが過去の問題に準拠した内容でした。

そして、午後の問題、これが別に勉強していなくてもわかるんだけど、思考力が問われる問題、つまりその場で自分の力である程度かんがえることが必要な問題でした。

自分個人の特性としては、そういうパズル的な要素が強い問題は、むしろ得意だったので、ありがたいと感じたのですが、「むずかしい」と感じた受験生も多かったと記憶しています。

でも、こういう考える力が必要な問題って、結局問題数をこなしてもあんまり身につくものでもなくて、日常生活で自分の頭を使ってますか、そういう問題だったと思うんです結局。

だから、まあ、さすがに国家試験対策をまともにしたのが1か月前からってのは極端すぎですけれど、対策問題集を活用するなら、早くて5か月前くらいで十分すぎるし、おつりがくると思います。

いま改めて振り返るとそういう気がしています。

だから、国家試験のことなんて心配しなくていいので、とにかく、今の時期だからできること、今しかできないことを一生懸命頑張っておいたほうが、その後の自分のためになるかなあー、なんておもいましたので書いてみました。

ご参考になれば幸いです。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://xn--2qq684d0mc09m.net/mt/mt-tb.cgi/688

コメントする

twitter

このブログ記事について

このページは、ひろえもん2017年7月25日 00:19に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「国試が終わってからの就職活動をするという選択肢について」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。