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デイケアとデイサービスの違い ── どちらを選べばいい?

デイケアとデイサービス、名前は似ていますが目的もスタッフも違います。どちらが合っているか、わかりやすく解説します。

📅 2026年9月17日 公開読了目安 13分

この記事のポイント

  • デイケアは「リハビリ」が目的、デイサービスは「日常生活の支援と交流」が目的
  • 作業療法士が配置されているのは主にデイケア(通所リハビリテーション)
  • ご本人の状態と目的に合わせて選ぶことが大切。併用も可能

「デイケア」と「デイサービス」── 何が違うの?

「デイケアとデイサービス、どっちがいいの?」と迷う方はとても多いです。名前が似ていますが、目的がまったく違います

  • デイケア = リハビリをしに行く場所
  • デイサービス = 日常生活の支援と交流をしに行く場所

簡単に言えば、「体の機能を回復・維持したい」ならデイケア「楽しく過ごしたい・交流したい」ならデイサービスです。

スタッフの違い ── 作業療法士がいるのはどっち?

デイケアには

  • お医者さんがいます(必須)
  • リハビリの専門家作業療法士・理学療法士など)がいます(必須)
  • 看護師・介護スタッフもいます

デイサービスには

  • 介護スタッフが中心です
  • 機能訓練指導員がいますが、看護師が兼任していることも多いです
  • 作業療法士がいるデイサービスもありますが、必ずいるとは限りません

「リハビリをしっかりやりたい」なら、作業療法士がいるデイケアがおすすめです。

プログラムの違い

デイケアでは

  • 個別リハビリ: 専門家が1対1で体の機能回復を支援します
  • 日常動作の練習: お風呂・トイレ・着替えなどの練習もできます
  • 短時間型: 1〜2時間のリハビリだけの利用もできます

デイサービスでは

  • お風呂: 自宅で入浴が難しい方に入浴サービスを提供します
  • 食事: 栄養バランスのとれた昼食が出ます
  • レクリエーション: ゲーム、カラオケ、手工芸など楽しい活動があります
  • 交流: 他の利用者やスタッフとの会話が楽しめます

費用の違い

どちらも介護保険で利用でき、自己負担は1〜3割です。

  • デイケアのほうがやや高め: お医者さんやリハビリ専門家がいるため
  • デイサービスのほうがやや安め: 一般的な利用ではデイケアより費用が抑えられます

具体的な金額は、要介護度や利用時間によって変わります。ケアマネジャーに「月にいくらくらいかかりますか?」と聞いてみてください。

どちらを選ぶ? ── 選び方のポイント

デイケアがおすすめの方

  • 退院したばかりで、リハビリを続けたい
  • 体の機能を回復・維持したい(歩く力、手の動きなど)
  • 専門家にしっかり見てもらいたい

デイサービスがおすすめの方

  • 自宅でお風呂に入るのが大変
  • 人と交流したい、外に出る機会がほしい
  • 日中、一人にしておくのが心配

両方使うこともできます

デイケアとデイサービスは一緒に使えます。たとえば、週2回デイケアでリハビリ、週1回デイサービスでお風呂と交流、という使い方もできます。ケアマネジャーに相談してみてください。

ご家庭でできること

パンフレットだけではわからないことが、見学するとよくわかります。見学のときにチェックしたいポイントは、(1)スタッフの利用者への接し方 (2)利用者の表情(楽しそうか) (3)施設の清潔さ (4)リハビリの内容と時間 (5)送迎の範囲。「見学したい」とケアマネジャーに伝えれば、手配してもらえます。

ヒント

「リハビリを受けたいけど、デイケアは遠くて通えない」という場合は、訪問リハビリテーションという選択肢もあります。作業療法士や理学療法士がご自宅に来てリハビリを行うサービスです。ケアマネジャーに相談してみてください。


ポイント

デイケアとデイサービスの選び方 ― まとめ

  • デイケアは「リハビリ」が目的、デイサービスは「生活支援と交流」が目的です
  • 作業療法士が確実に配置されているのはデイケア(通所リハビリ)です
  • 退院後のリハビリ継続にはデイケア、入浴や交流にはデイサービスが向いています
  • 両方を併用することもできます。ケアマネジャーに相談してみましょう
  • 迷ったら見学に行くのが一番。スタッフの対応や利用者の表情を確認してください

免責事項: 当サイトの情報は一般的な知識提供を目的としたものであり、医療上の助言を構成するものではありません。個別の症状や治療については、必ず医師やかかりつけの作業療法士等の専門家にご相談ください。

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