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うちの子、遅れてる?── 発達が気になったときに読む記事

お子さんの発達が周りと比べて遅いかもと感じたら。運動・ことば・社会性の発達の目安と、気になったときに相談できる場所をわかりやすく紹介します。

📅 2026年6月7日 更新読了目安 18分

この記事のポイント

  • 発達の目安はあくまで「平均的な時期」であり、個人差はとても大きい
  • 「遅れ」と「個性」の線引きは難しいが、「気になったら相談していい」が原則
  • 1歳半健診・3歳児健診・発達支援センター・小児科・療育など、相談先はたくさんある

「検索」が止まらない夜に

「○か月なのにまだ歩かない」「2歳なのに言葉が出ない」。夜中にスマートフォンで何度も検索してしまう。そんな経験はありませんか。

発達の目安は、あくまで「多くの子がこのくらいの時期にできるようになる」という平均です。早い子もいれば、ゆっくりな子もいます。「普通」の幅はとても広いのです。

でも、「個人差だから大丈夫」と自分に言い聞かせ続けるのもつらいですよね。気になったら、相談していいのです

発達の目安 ── 運動・言語・社会性

お子さんの発達のおおまかな目安をご紹介します。「この時期までにできていないとダメ」ということではありません。あくまで参考としてご覧ください。

体の動きの目安

時期できるようになること
3〜4か月首がすわる
6〜7か月寝返りをする
8〜9か月お座りが安定する
10〜12か月つかまり立ち・伝い歩き
12〜18か月一人歩き
2歳走る、スプーンで食べる
3歳片足立ち、三輪車に乗る

ことばの目安

時期できるようになること
6か月頃「バブバブ」など声を出す
10〜12か月指差し、「ママ」「マンマ」などの最初の言葉
1歳半単語が10語くらい
2歳「ママ、きて」のような二語文
3歳文章で話す、質問をする

人との関わりの目安

時期できるようになること
2〜3か月顔を見て笑う
6〜8か月人見知りをする
10〜12か月指さした方向を見る
2歳隣で同じ遊びをする
3歳ごっこ遊び、簡単なルールの遊び

「個人差」と「遅れ」の違い

「個人差だと思いたいけど、やっぱり気になる…」。その気持ち、とてもよくわかります。

以下のような場合は、一度相談してみることをおすすめします。

  • いろいろな面で遅れがある: 体の動きもことばも人との関わりも、全体的にゆっくり
  • 進みが止まっている: 以前は少しずつ進んでいたのに、最近変化がない
  • できていたことができなくなった: 言葉が出ていたのに出なくなった、など
  • 周囲と違う様子がある: 目が合いにくい、呼んでも振り向かないなど

「気になる」と思ったら、それが相談のタイミングです。「まだ早いかな」「気にしすぎかな」と思わなくて大丈夫です。

ヒント

「気にしすぎかも」と遠慮する必要はありません。相談して「大丈夫ですよ」と言われたら、それで安心できます。相談は「問題がある子」のためだけのものではなく、保護者の不安を軽くするためのものでもあります。

相談先を知っておく

相談できる場所はいくつもあります。どこに相談していいかわからないときは、まずかかりつけの小児科お住まいの保健センターに問い合わせてみてください。

相談先特徴
1歳半健診・3歳児健診全員が受ける健診。発達の確認もしてくれます
かかりつけ小児科普段の様子を知っているので相談しやすい
発達支援センター発達の相談や検査を無料で受けられます
保健センター保健師さんに育児相談ができます
児童発達支援事業所療育を受けられる場所。市区町村の窓口で案内してもらえます

健診で「経過観察」と言われたら

健診で「様子を見ましょう」と言われると、「大丈夫なの? ダメなの?」とモヤモヤしますよね。

「経過観察」と言われたら、待っているだけでなくできることがあります

  • 記録する: 「できるようになったこと」「気になること」をメモしておく
  • 自分から相談に行く: 発達支援センターに「健診で経過観察と言われた」と伝えて相談する
  • 遊びの中で関わる: 特別なことをしなくても、一緒に遊ぶ時間が発達を後押しします

「経過観察 = 何もしなくていい」ではありません。早めに動くことで、お子さんに合ったサポートが見つかりやすくなります。

ご家庭でできること
  1. 母子手帳: 今までの健診結果や発達の記録が載っています
  2. 気になることのメモ: 「いつ頃から」「どんな場面で」「どのくらいの頻度で」をまとめておく
  3. 動画: 気になる行動の動画があると、専門家に伝わりやすいです
  4. 園の先生の意見: 保育園・幼稚園での様子を先生に聞いておくと参考になります

療育ってどんなところ?

療育は、発達がゆっくりなお子さんの成長をサポートする場所です。

  • 遊びを通じて体の動き手先の器用さを伸ばす
  • 着替え・食事・トイレなどの生活動作を練習する
  • 友達との関わり方を学ぶ
  • 保護者への関わり方のアドバイス

利用するには市区町村の窓口で「通所受給者証」を申請します。医師の診断がなくても利用できる自治体が多いです。

「療育に通う = 障害がある」ということではありません。発達を後押しするための環境に通うだけのことです。早めに通い始めることで、お子さんの伸びしろを最大限に引き出すことができます。


ポイント

免責事項: 当サイトの情報は一般的な知識提供を目的としたものであり、医療上の助言を構成するものではありません。個別の症状や治療については、必ず医師やかかりつけの作業療法士等の専門家にご相談ください。

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