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作業療法の実習ってどんなもの?

作業療法士になるために必要な臨床実習。学生がどんな経験をし、どんなことに悩むのかを紹介します。

📅 2026年9月7日 公開読了目安 16分

この記事のポイント

  • 臨床実習は「できること」を増やす場であり、「できないこと」を責められる場ではありません
  • 実習前の準備(知識の整理・実技練習・生活リズムの確立)が実習の成否を大きく左右します
  • 辛いときは一人で抱え込まず、学校の教員やバイザーに相談することが大切です

実習が不安なすべての学生へ

作業療法士になるためには、病院や施設で実際に患者さんと関わる「臨床実習」が必須です。

実習は学生にとって大きな成長の機会ですが、同時に「緊張」と「不安」がつきものです。この記事では、作業療法学生が実習でどんな経験をし、どのように乗り越えていくのかを紹介します。

実習前の準備 ── 今からできること

知識の整理

実習前の学生は、関連する病気や評価方法の知識を整理します。すべてを暗記するのではなく、「必要なときにすぐ調べられる」ように準備するのがポイントです。

実技の練習

学生同士で身体を動かしながら練習します。実際に患者さんに声をかける練習も重要です。

生活リズムの確立

実習は朝が早く、帰宅後にもレポートを書く必要があるため、規則正しい生活リズムが大切です。実習の2〜3週間前から早寝早起きに慣れておくことが推奨されています。

実習中の心構え

質問の仕方

実習で大切なのは質問することです。ただし、「教えてください」だけではなく、「自分はこう考えたのですが」と自分の意見を添えて質問するのがコツです。

記録(デイリーノート・レポート)の書き方

実習では毎日の記録やレポートの提出が求められます。「何を見たか」「何に気づいたか」「なぜそう思ったか」「明日は何をするか」を整理して書くことが大切です。

バイザー(実習指導者)との関係

実習先で指導してくれる先輩OT(バイザー)との関係づくりも大切です。困ったことは早めに相談し、フィードバックは「成長のためのアドバイス」として前向きに受け止めることがポイントです。

患者さんとのコミュニケーション

学生は初めて患者さんと接するため、とても緊張します。しかし、笑顔で挨拶し、相手の話をしっかり聴くという基本さえ大切にすれば、多くの患者さんは温かく接してくれます。

辛いときの対処法

実習中に辛くなることは珍しくありません。以下のサインがあるときは注意が必要です。

  • 眠れない日が続く
  • 食欲がなくなった
  • 実習のことを考えると涙が出る
  • 「自分には向いていない」と思い詰める

こうしたとき、学生は一人で抱え込まず、学校の先生やカウンセラーに相談することが大切です。ご家族の方も、学生さんの様子の変化に気をつけてあげてください。

注意

実習中にハラスメント(暴言、過度な叱責、プライベートへの過干渉など)を受けた場合は、我慢せずに学校の実習担当教員に報告してください。学生の権利は守られるべきものです。

ご家庭でできること

実習中は生活リズムが大きく変わり、心身ともに疲れます。「頑張って」よりも「よく頑張っているね」と声をかけてあげてください。食事や睡眠のサポート、話を聴いてあげることが大きな支えになります。

実習を終えたあなたへ

実習を乗り越えた学生は、確実に成長しています。うまくいかなかった経験も大切な学びです。実習で感じた「もっと学びたい」という気持ちが、将来の良いOTへの第一歩になります。


ポイント

まとめ ── 実習を乗り越えるために

  • 実習は「できないことを責められる場」ではなく「できることを増やす場」です
  • 知識の整理、実技練習、生活リズムの確立 ── 事前準備が実習の成否を左右します
  • 質問は「自分の考え」を添えて。「質問できる学生」は「伸びる学生」です
  • 記録は「事実→気づき→考察→行動」のフレームワークで整理しましょう
  • 辛いときは一人で抱え込まず、学校の教員やカウンセラーに相談してください

免責事項: 当サイトの情報は一般的な知識提供を目的としたものであり、医療上の助言を構成するものではありません。個別の症状や治療については、必ず医師やかかりつけの作業療法士等の専門家にご相談ください。

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