この記事のポイント
- 訪問リハビリは利用者の自宅に出向いて行うリハビリテーションで、生活の場でこそ発揮できるOTの専門性があります
- 1日あたり5〜7件の訪問が一般的で、移動・リハ・記録が基本の流れです
- やりがいは生活の変化を間近で見られること、利用者との深い信頼関係、裁量の大きさの3つに集約されます
- 大変な面としては移動の負担、天候への対応、1人での判断、記録業務の多さがあります
- 自分で考えて動ける人、コミュニケーションが好きな人に向いている働き方です
はじめに
訪問リハビリは、作業療法士(OT)がご自宅に来て、生活の場でリハビリを行うサービスです。
病院のリハビリ室とは違い、実際に暮らしている環境でリハビリができるのが大きな特徴です。この記事では、訪問リハビリの内容と、ご家族にできるサポートについてお伝えします。
訪問リハビリテーションとは
訪問リハビリではどんなことをしてくれるの?
訪問リハビリでは、介護保険や医療保険を使って、作業療法士がご自宅でリハビリを行います。
具体的には以下のようなことをしてくれます。
- 入浴・トイレ・着替えの練習: 実際のお風呂やトイレを使って安全な方法を練習します
- 料理・掃除の工夫: 片手でもできる方法や便利な道具を一緒に考えます
- 住まいの改善アドバイス: 手すりの位置や段差の解消など、安全に暮らすための提案をしてくれます
- ご家族への介助指導: 安全で負担の少ない介助の方法を教えてくれます
訪問OTの1日のスケジュール
訪問リハビリの1回の流れ
1回の訪問は40分または60分が一般的です。
- 体調の確認: 血圧や脈拍を測り、体調を確認します
- リハビリの実施: その日の目標に合わせた練習を行います
- 次回の確認: 次の訪問日と練習の目標を一緒に確認します
週に1〜2回の頻度で利用することが多いです。
訪問リハビリのやりがい
大変なこと・覚悟しておきたいこと
訪問リハビリを受けるときに知っておきたいこと
- 作業療法士は1人で訪問します。体調の急な変化があった場合は、すぐに事業所や主治医に連絡してくれます
- 天候が悪い日でも訪問は行われますが、危険な場合はキャンセルになることもあります
- 訪問のたびにリハビリの記録を作成しており、主治医やケアマネジャーと情報を共有しています
訪問リハビリに向いている人の特徴
給与・待遇の目安
まとめ
ポイント
訪問リハビリは、ご自宅という生活の場でリハビリを受けられるサービスです。
- 実際の生活環境で練習できるため、病院でのリハビリよりも生活に直結した効果が期待できます
- 作業療法士はご本人だけでなく、ご家族の介助方法や住まいの改善についてもアドバイスしてくれます
- 利用を希望する場合は、ケアマネジャーやかかりつけ医に相談してみてください
ご家庭でできること
- 訪問リハビリの日は、リハビリしやすい服装に着替えておくとスムーズです
- 「こんなことがやりたい」「ここが困っている」という希望をOTに伝えると、より効果的なリハビリにつながります
- リハビリで教わった練習を、訪問日以外にもご家族と一緒に少しずつ続けてみましょう