はじめに
失敗したことを気にするより、次の失敗の可能性を摘むことを考えたいなというおはなしです。
以下大半は自分がたりです。
ほかの新人とか、新人を指導する上司の方々、および、今日から総合臨床実習に望む後輩君たちの役に立てば幸いです。
新人生活はミスばかり
現在大変ミスの多い生活を送っております。
でもでも幸いというか、当然というか、患者様にご迷惑をおかけするようなたぐいのミスは、しておりません。
それは、自分自身の注意を払っていたり、周囲の先輩方の手厚いフォローのおかげで、2重3重のセーフティーネットが敷かれている事によると思います。
ミスをしてるのは、そういう、間違えるとヤバいと自分が認識している部分よりもそれ以外の部分だったりします。
新人および、実習生は、小さなミスをたくさんします。多分。
そんなミスをしてしまったときにはどうしたらいいのかな、なんて考えてみました。
ミスの質
で、現在しているミスは大きく分けて2通りになるんじゃないかとおもうのです。
まず一つ目は、自分の知識不足からくるミス。
正確にはミス、というか、単なる経験不足だったり。
経験が足りないことが原因で、うまくやるために必要ないろいろな要素が不足しているために必然的にうまくいかないという現象が一つ目。
そして、2つ目。
これは、単なるイージーミス。
さっきとは逆に、要素的には十分に問題なくこなせるはずなのに、できて当然なのに、できていない。
そんなミス。
こちらは、慣れない環境で頭がきちんとフル回転させることができていないことが原因で起こっていると考えます。
つまり、業務になれるとか、きちんと頭の中にチェックリストを常駐させるとか、そういう要素が満たされるにつれて減っていくのではないかと思います。
これらのミスにどう対応するか
継続的な学習を積み重ねていくことと、抜けやもれがないかどうかを、自分で確認するだけでなく、慣れるまでは他の人にも確認してもらうのが良いのではないでしょうか。
実際、他の人にチェックしてもらうということを意識するだけでも、気は引き締まると思いますし、その効果だけで、ちょっとミスが減りそうな気がします。
ミスした過去にとらわれない
ミスした過去を反省することは必要ですが、後悔し続けることに意味はないということは、たくさんの人がいっていることだと思います。
ですから、自分がしたミスは記録、分析したら、もうそれについて、ぐじぐじと悩むのはやめにするべきですよね。
今後同じことが起きたときに、以前のミスを繰り返さない用にすることが必要なのであって、いつまでも過去の失敗という事実のみにとらわれているのは、精神衛生上も良くないですし。
おわりに
ミスについて、自分一人で悩むのはメリットが少ないですが、それとは対照的に人に相談することには意味があるように思います。
人に相談することには、たとえば、自分が思いもしなかったような新しい視点、解釈、分析を得ることができるなどのメリットがあります。
自分の視野を広げることが、物事を様々な側面からとらえることにつながり、それは、ミスを減らすことにつながっていくと思います。
ミスをくよくよと気にするくらいなら、今日の失敗の場面が次にやってきたときに、平然と対処できるようにすることのほうがよっぽど有意義なんだ。と思います。
作業療法士は医療職なので、ほんの小さなミスが、患者様の生死を分けることになる可能性は常に存在している仕事だと思います。
緊張感と向上心をもって、ミスを減らせるような生活をしていきたいと思います。
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