たとえば
「認知症の父が必要のない屋根や庭などの工事を契約し600万円を支払った」
モラルの次元、善悪の観念でこの問題を解決するならば、
業者が悪い
ということになると思います。
しかし、現実的にはこんな業者を根絶するのは不可能です。
オレオレ詐欺がいつまで経ってもなくならないのと同じ。
利益の為には、悪いことをしても屁とも思わない。
そういう意思が世の中には確実に存在しています。
そして、認知症などによって判断力、検討力が低下した方々をカモる信じられないような人間が存在しています。
ヤバい。
人間不信になりそうですね。
認知症と消費トラブルの問題は、今後も消えることの無い問題だと思います。
それどころか、オレオレ詐欺同様に今後どんどん増える可能性さえある問題のような気さえしております。
根本的に解決するには、消費金額と意思決定を行政などが客観的にコントロールする方法を導入することが必要だと思います。
たとえば、オレオレ詐欺対策として銀行やコンビニのATMが引き出し上限額を20万円に設定しているのと同様の構造の対策が必要です。
現金での支払いの代わりに小切手での支払いにしておき、決済時に行政が間に入ってチェックを行うなどの対策を行うことができれば現実的にトラブルを減らすことがデキルと思います。
また、トラブルを発生させた企業などに対しては罰金などのペナルティーを課すなどすれば、そういったシステムの運営も可能になるのではないかと考えたのですがいかがでしょうか。
とはいえ、モラルの次元で解決できるのが一番なので、カネのために人間性を売り払う業者や人がへってくれると個人的には大変嬉しく思います。
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