「やる気」にさせる神経回路発見 日本の研究チーム

運動を制御する大脳基底核の一部にある「腹側淡蒼球」という部位が、報酬の量を予測し、運動や行動の「やる気」につなげる神経回路の一部であることを、自然科学研究機構生理学研究所の橘吉寿助教らの研究チームがサルへの実験で突き止めたとのこと。

あくまで、サルを対象にした実験の結果であるけれども、機構の近い人間にも同じような働きがあることが示唆されたわけですね。もしも、その部分を、直接的、あるいは、集中的に賦活するような方法などが開発されれば、それを基にして、介入が出来るようになるかもしれないですね。

また、腹側淡蒼球が働くメカニズムやそこと関連する神経が、より詳しく明らかになることによって、関連する部位を刺激するような作業の提供を考えるなどの新しい視点も得られそうで、今後の研究への期待が膨らみます。

ソース

http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012112101001813.html


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